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     パート・シュクレ(タルト生地)
 難易度:★★☆ 
 調理時間:30分+数時間(生地を休ませる時間)

 

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基本のタルト生地です。これを知っているとかなり便利。中に
フルーツを詰めれば豪華なデザートになりますし、砂糖を控えて
お肉などを詰めるのもあり、型に入れるときにちょっとコツがあり
ますが慣れれば簡単ですので、できればラップ2枚に挟んでスライ
ドさせるといった裏技を使わずに挑戦してみて下さいな。
 
(直径21cmのタルト型1枚分)

・薄力粉
・バター
・卵
・砂糖
・塩

200g
70g
1個
30g
ひとつまみ
1.  フードプロセッサにバターを入れて混ぜます。更に、砂糖と塩を入れてひと回し、卵を入れてひと回し、ふるった薄力粉を入れて回し生地がまとまりかけたら止めます。フードプロセッサから生地を出して一個のボールにまとめ、ラップで包んで冷蔵庫で数時間寝かせます。
 ※フードプロセッサがあれば楽というだけで、この手順はボウルの中で手作業で
  でも簡単にできます。
 ※手順的にはこの作業を夜やっておくと、翌朝から次のステップにかかれるので
  段取りが良いです。
2. 1.の生地を強力粉(分量外)を打った台に置き、最初は手で伸ばし、ぼろぼろに崩れるのでまたまとめてもう一回伸ばしを何度か繰り返します。体温で生地が緩んできたら麺棒で一気に伸ばしてタルト型より一回り大きい面積にします。
 生地の端に麺棒を置きフライ返しで生地をめくりながら麺棒に巻きつけていきます(生地が緩んで切れやすいので慎重にかつ手早く)。全部巻いたらタルト型の端に巻き終わりを持ってきてほどくと、自然にタルト型に収まります。指で少し押すようにして生地をタルト型に密着させ、縁からはみ出た生地はナイフかスケッパーで綺麗に切ります。
 大きめのフォークで生地に一杯穴をあけます。タルト型ごと生地を冷蔵庫に入れ30分ほど休ませます。
3. オーブンを180度に予熱します。タルト型の生地の上にクッキングシートを敷き、上からタルトストーンと呼ばれる錘を乗せて20分オーブンで焼いたら完成。
 ※生地をタルト型に詰める作業は手早さがポイントです。まごまごしていると生地が緩んでどうにもこうにもならなくなります。その場合は、少し薄力粉を足すという応急処置でしのげますが、あまり多用すると生地の風味が落ちます。最後の手段は冷蔵庫に一旦戻すのが間違いないかと思います。
 ※タルトストーンは専用の金属製のものも売っていますが、自分は100g
  120円くらいの安い小豆を200gくらい使って代用しています。お米でも
  代用できます(ただし、使った後のお米を炊いてもぼろぼろであまりおいしく
  ありません)。
 ※余った生地は、伸ばして好きな形に切り、一緒に焼いてしまえばクッキーが
  できます。
  
  • 毎年4月になると自分の誕生日にこれを焼いて苺のタルトを作ります。たまには誰か代わりに作ってくれ〜(特に嫁)^^;
  • できれば焼いた後、一晩寝かせるとバターがよく回ってより美味しくなります。


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