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     プリン
 難易度:★★☆ 調理時間:45分

 

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戦後日本のハイカラなお惣菜の代表格が「ライスカレー」「ハンバー
グ」「コロッケ」だとすれば、おやつの代表格はやっぱり「プリン」じゃ
ないでしょうか?「プリンミクス」(ハウス)や「ママプリン」(ライオン)
みたいにお湯を加えて混ぜるだけのタイプから、プッチンプリンみた
いに最初からできているタイプの登場。やがて、コンビニの台頭に
より、お手軽だけどチープ感のあった即席プリンのジャンルは、グレ
ードの高いデザートプディングへとV字型回帰を遂げ...日本人っ
て、ホント拘りだすと半端じゃないですねぇ

家でイチからプリンを作るとなるとこれまた、各家庭で拘りのレシピ
がありそうで(生クリームが入ってるとか)、単に蒸すだけじゃなく
て、オーブンで焼く「焼きプリン」系に至るまで枚挙にいとまがあり
ません。
そんな中で我が家でプリンと言えば、母の代からこれ。親が子供に
作ってやるものですから、高価な材料は使わず、シンプル・イズ・
ベストのような単純なお菓子です。
 (6個分)

[プリンパート]
 ・卵
 ・牛乳
 ・砂糖
 ・バニラエッセンス
[カラメルソースパート]
 ・砂糖
 ・水
 ・熱湯


2個
200g
40g
少々

40g
22.5g(大匙1.5)
22.5g(大匙1.5)
1.  カラメルソースを作ります。小鍋に砂糖と水を小鍋に入れ、中火にかけてぐつぐつ言い出したら弱火にしてゆっくり煮詰めます。その間に薬缶にお湯を少々沸かし、湯呑みに22.5g分取っておきます。そうこうするうちに、小鍋の中の砂糖水は透明で大きな気泡を立て始め、やがてうっすらときつね色になります。このタイミングで湯呑みを持って待ち構えの体勢に入りって下さい。やがて、気泡全体がしっかりきつね色になるぞという寸前に、鍋縁からそっと熱湯を流し込みます(勢いよく跳ねることがあるので火傷に注意exclamation ×2)。スプーンでよく混ぜればカラメルソースのできあがり(ややゆるゆるに見えますが、冷めると固まるのでOKです)。これを、プリン型に均等に流し込みます。
砂糖水はきつね色になり始めたら、あっというまに焦げるのでタイミングを
   逃さないよう見張りましょう。ただ、早くに入れ過ぎるとカラメルにならない
   ので、ぎりぎりまでの辛抱が必要です(難しい)。
2. [プリンパート]を合わせて、泡立て器でよく混ぜ(泡立てないように)、裏ごし器で濾します。これを1.のプリン型に均等に流し込みます。
3. 大き目の鍋に1cmほど水を張り、軽く沸騰させて火を止めます。2.のプリン型を並べて置き、蛍火(消える寸前のごく弱火)にしてゆっくり30分くらいかけて蒸しあげればできあがり。熱々も美味しいですし、冷ましてから冷蔵庫で冷やしても美味しいです。
  
  • 子供の頃、母上が時々作ってくれていたレシピです。この「プリン」は自分にとっておやつの原風景ですねぇ。
  • カラメルソースを作る工程に少し慣れが要りますが、あとは至って簡単です。
  • 3.の蒸しの工程では、なかなか固まらないからといって、決して火を強めないで下さい。すが立って、食感がひどく悪くなります(時間がかかっても必ず固まります)
  • カラメルソースに熱湯を注ぐ時はくれぐれも鍋縁からそっと注いで下さい。昔、母上は無謀にも鍋のど真ん中から注ぎ、手の皮を剥く大火傷を負いました。
  • さっき、ハウス食品のホームページを見ると、プリンミクスのシリーズもプリンミクス以外に「プリンエル」、「黒ごまプリン」、「杏仁ミルクプリン」とラインナップが増えておりました。つくづく、インスタント=チープでは生き残れない時代になってるんですねぇ。


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