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     和風マロングラッセ
 難易度:★★☆ 調理時間:10分
(栗の皮を剥くまでの時間を含めていません)

 

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単身赴任の影響で、ここ数年は実家で正月を過ごすことになって
いるためできていませんが、元々僕はお節料理を自作する派です
。詰める料理の設計は全部自分一人でやるのですが、これがしば
しば家族のブーイングを買います。「なんでこんな料理をこんなに
いっぱい作るかな」とか言われたりして^^; だったら食べなきゃいい
じゃん。……、あ、うそ、食べて下さい。どんどん食べて下さい。で
ないと、お重が片付けられません。と、最後は低姿勢。
そのやり玉にしばしば上がるのが栗きんとんで、僕は結構好きな
のですが家族の間ではイマイチ。で、あれって、少量作るのはすご
く難しいのです。下手をすると松の内を過ぎても冷蔵庫に鎮座まし
ます羽目になる。で、ある時、ふと思い立って生クリームを加えて
モンブラン風にアレンジして娘達に出したんですよね。瞬殺!!
 ものの3分であれだけあった栗きんとんが娘達の胃の中に納ま
りました。なんでやねん!!
材料は全く同じでも和菓子を洋菓子にアレンジしただけで人の食指
は動くものらしいということを身をもって体験しました。
今日の料理はその逆。甘ったるくてちょっと苦手という方もいらっし
ゃると思うのですが、マロングラッセを酢醤油を利かせて、さっぱり
とした和菓子にアレンジしてみました。
 (1本分)

 ・和栗
 ・揚げ油
[調味料パート]
 ・砂糖
 ・水
 ・濃口醤油
 ・酢

10個くらい
適宜

18g(大匙2)
15g(大匙1)
3g(小匙1/2)
2g(小匙1/2)
1.  栗は1時間水に浸してお尻の鬼皮を包丁で落とし、更に手で鬼皮を剥きます。更に薄皮を剥きます。
2. 160度に温めた揚げ油に水気を切った1.を入れ5分ほどかけて素揚げします。
3. フライパンに[調味料パート]を入れて中火にかけ、ひと煮立ちしたら熱いうちに2.を入れて弱火にし、絡めながら水気がなくなるまで炒り付ければできあがり。
  
  • 酢醤油の風味がほどよく利いて本家に比べてかなりさっぱり、あっさりした味わいです。日本茶によく合いますよ。
  • 栗は低温で少し時間をかけて揚げて下さい。こうするとほくほく感がしっかり残ります。
  • 栗の皮を剥くのが面倒ですが冷凍保存も聞きますので多めに買ってストックしておくといろいろ使えて便利です。この季節、栗ご飯も楽しいですよね。
  • 本家、マロングラッセはアレクサンダー大王が奥様に贈ったという伝説があることから(ホントかしらん)、永遠の愛の証といわれ、男性が女性に求愛する時に贈るものだそうです。和風のこのお菓子はどうなのかしらん?


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