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     甘鯛のポワレ
 難易度:★★☆ 調理時間:40分

 

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うちの近所に「怪しい八百屋さん」があります。どう怪しいかという
と、「キャベツひと玉20円」とか「紅玉5個で250円」とか、どう
考えても市場価格から桁外れたお値段の商品が並んでいるの
です。
 厳密には八百屋さんではなく、調味料や干物、魚介類にお肉まで
取り揃えている、ご近所の何でも屋さんといった感じなのですが、
以前、そちらに行く用事があって立ち寄ったら、

 甘鯛 一尾:130円

 ほぼ、何も考えずに買ってしまいました。で、何も考えずに買っ
たので、当然使い道も考えていなかったわけですが、たまには洒落
てフレンチにでもすべぇと思い至った次第です。
 「ポワレ」なんていうと、凄く本格的なお料理っぽく聞こえますが、
要はフライパンにオリーブオイルを敷いて両面をカリカリに焼くと
いう調理法です。盛り付けるときはソースと一緒に盛りつけます。
 元々は、蓋をして蒸し焼きにする方法を指していたみたいです
が、時代の流れとともに変わってきたみたいですね。ムニエルと
大きくく違う点は、薄力粉など粉類をまぶさずに焼くところです。
 (2人分)

[お魚パート]
 ・甘鯛の身の部分
 ・塩
 ・ホワイトペッパー
 ・パセリ
 ・パプリカ(香辛料のパプリカ)
 ・付け合わせ






[ソースパート]
 (ヒュメド・ポワソン ソース)
 ・甘鯛の中骨と頭
 ・水
 ・白ワイン
 ・にんにく
 ・長ネギ
 ・塩
 ・ホワイトペッパー
 ・ワインビネガー
 ・バター
 ・濃口醤油


1尾分
少々
少々
適宜
適宜
ミニトマトやパプリカ(カラーピーマン)などがお薦め。写真はそれがなかったのでカニカマとキュウリのピクルスを取ってつけたようにあしらっています。

1尾分
200g(1カップ)
50g(50cc)
ひとかけ
5cm程度
ひとつまみ
少々
5g(小匙1)
10g
ひと垂らし

1.  甘鯛は鱗をそぎ落とし(ウロコ取りがあると便利、なければ包丁の刃先で)、えらを取り三枚に下ろします。この際、ワタは取って血は水で洗います。こんな感じ。↓

食べるときに面倒なので、骨抜きがあれば血合い骨は丁寧に抜いておきます。なければ、食べるときに頑張って外します^^;
両面に塩、ホワイトペッパを軽く振って、ソースを作っている間、冷蔵庫で寝かします。
2. 薬缶にお湯を沸かしてざるに載せた中骨と頭に回しがけ湯霜にします。こんな感じ。↓
3. 鍋に水1カップ、白ワイン50ccと2.を入れて弱火にかけ、沸騰させないようにしながら20分煮て、濾します。
4. 鍋にみじん切りにしたにんにくとオリーブオイル少々(分量外)を加えて中火にかけ、にんにくがきつね色になるまで炒めます。これに3.と長ネギを加えて10分煮ます。これを濾して、塩、ホワイトペッパー、ワインビネガーを加えてしばらく煮詰め、バター、濃口醤油を加えたらソースのできあがり。
5. フライパンにオリーブオイル13g(大匙1)を敷いて、冷蔵庫で寝かせておいた甘鯛を皮を下にして並べ、中火で焼きます(身が反るようでしたらフライ返しで押さえます)。皮に焼き目がついたらひっくり返して同様に焼き、お皿に盛ります。これに4.のソースを回しがけ、付け合わせを盛り付けて、仕上げにパセリ、パプリカを振ればできあがり。
  
  • このヒュメド・ポワソン ソースはむちゃくちゃおいしいです。甘鯛に限らず、白身魚なら同じように試せると思います。余ったら、冷凍してまた後日活用できます。
  • 余談ですが、パリのカフェではカニカマがブームだそうです(トリビアの泉でやってました)。向こうではsukimiと呼ぶそうです。「すき身」ですかねぇ???


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