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     甘酒(麹バージョン)
 難易度:★★☆ 調理時間:12時間


 

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意外な感じがしますが「甘酒」って俳句の世界では夏の季語なん
ですよね。江戸時代、甘酒は年中売られていたらしいのですが
特に夏になると甘酒売りが増え始め、「あ、夏が来たんだなぁ」と
いう気になったとか。お題は八文くらいとのことですから今の金銭
感覚だと80円〜160円といったところでしょうか。スタバのコーヒ
ーよりはお手軽で自販機でぽんと買えちゃうくらいの感覚だったの
かな。
甘酒は別名を一夜酒とも申しまして一晩で作れてしまうところから
こう呼ばれていました。ひきだしに去年買った米麹がしまってある
のを思い出し、ならいっぺん一晩で作れる酒とやらを醸してみる
べと挑戦してみました。
 
(0.5リットル分くらい)

 ・もち米(なければ米)
 ・水
 ・米麹

1合
3合(540cc)
200g
1.  もち米は研いで1時間水に浸けます(米の場合は30分浸けます)。これと水3合を炊飯器に合わせておかゆを炊きます。
2. 1.の蓋を開けて一旦電源を切り60度以下になるまで冷まします。できれば温度計で正確にはかって下さい。温度計がない場合は、指を突っ込んでも熱いけれどまだ平気というくらいの温度感覚です。突っ込んで「熱っ」と言ってすぐ指を引っ込めるくらいが70度。
3. 2.に米麹を加えてしゃもじでよく混ぜます。炊飯器を保温モードにして蓋を半開きにします。こんな感じ。

蓋にバスタオルを載せて半開きにしています。また、ほこりがはいらないよう口には布巾をかけておきましょう。
  • 炊飯器の保温モードは蓋をしてしまうとちょっと高めで麹が死んでしまうので半開きにして丁度良い感じ。
4. 3.のまま8〜10時間置けばできあがり。かなりどろっとしているので水やお湯で割って飲んで下さい。
  
  • コクのある甘みがくどくなくて良い感じ。子供の頃は酒粕を溶いたやつのほうがずっと好きであまり美味しいと思いませんでしたが今飲むと別格の飲み物ですね。
  • お湯で割るときはできれば60度くらいになるよう調整して下さい。それ以上高いと風味を損ないます。
  • 水で割って氷を浮かべて飲むのもお勧め。江戸時代にはできなかった贅沢ですね。あと、炭酸水で割るとしゅわっとした喉越しがクセになりそう。何杯も一気飲みしちゃいました。


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