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     アサリの潮汁
 難易度:★★☆ 調理時間:15分
(アサリの砂抜きの時間、汁を寝かせる時間を含めていません)

 

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潮汁と書いて『うしおじる』と読みます。
北森鴻の『蛍坂』という小説の中で初めて知った料理です。

『料理人の食材に対する目利き』でガチンコ勝負するような料理で
、作り方だけ見ると馬鹿馬鹿しくなるくらい簡単で小学生にだって
作れそうに思えます。ところがどっこい、使う食材や調味料で仕上
がりに雲泥の差が出るのです。

初めて作ったとき、ビギナーズラックなのか、『口の中いっぱいに
海が広がる』という未体験の美味しさを体感してしまい、以来、あの
味を求めて何度もトライするのですが未だに巡り逢えません
やっぱ、自分でアサリを堀りにいかないとダメかなぁ???

ちなみに、作中のビアバーの客はこの潮汁を呑んで「自分は汁物
で酒を飲むのが好きでね」と言うシーンがあるのですが、ビールに
汁物???というのが、どうしても美味しそうに響かず長年の謎に
なっています。

それって、美味しいんでしょうか?
 (4人分)

 ・アサリ
 ・白葱
 ・しめじ
 ・水
 ・塩


 ・日本酒

150〜200g
20cmくらい
1/2株
1リットル
3g(味をみて薄ければ
 少しずつ追い足して
 ください)
30g(大匙2)
1.  アサリの砂抜きをします。ボウルにざるを置き、アサリを重ならないように並べて、3%の食塩水(分量外)をひたひたになるくらい加えます(アサリが半分水没するくらい)。これを冷暗所に一晩置きます。
  • 元気なアサリは広範囲に塩をまき散らします。できれば、風呂場とかに置いておいた方が後片付けは楽です^^;
  • ボウルにざるを置くのは吐いた砂をアサリがまた吸わないようにするためです。ざるの分だけ高い位置にアサリがいるのでボウルの底にたまった砂を吸わなくなります。
2. 白葱は3cm幅に切り、更に縦に4つ割りにして短冊切りにします。しめじは小房に分けます。
アサリは塩水から上げて大きめのざるの中で擦り合わせるようにして水洗いします。
3. 大きめの鍋に水、アサリ、葱、しめじを加えて水から強火で煮ます。吹きこぼれそうになったら火を弱めて、塩と日本酒を加えて弱火で10分煮ます。火を止めて1時間ほど寝かせてしっかり出汁が出てから戴きます。
  
  • アサリが旬の季節にイチオシの汁物です。
  • 味付けが塩と日本酒だけですのでごまかしが利きません。食材はできるだけ活きの良いものを塩もできるだけ良いものを。お酒もできれば料理酒ではなく純米酒の美味しいやつを30ccだけ分けてやるつもりで使って下さい。格段に味が違ってきます。


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