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     鮎の塩焼き
 難易度:★★☆ 調理時間:25分


 

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毎年6月1日になると休暇を取って渓流に出没する上司がかつて
おりました。
この日に会議の予定など入れようものなら、それこそ鬼の形相で
...
彼は渓流釣りをするために仕事をしているようなハマちゃんのよう
な人でしたから、鮎の解禁日は外せなかったみたいですね。
鮎は別名『香魚』とも呼ばれ天然物の鮎はそれはそれは良い香り
がします。養殖物はそれに比べると残念な感じですがそれでも
初めて食べる人に感動を与える風味であることは間違いありま
せん。

ましてや、1尾120円で売っていたら、それは買ってしまうでしょう

ということで、梅雨時のご馳走をお昼から戴いてしまいました。
 (1人分)

 ・鮎
 ・塩

1尾
適宜
1.  鮎に串を打ちます。といってもそれほど難しくはなくお裁縫の要領で打てばOK。口かエラに串を刺してすぐに身を貫いて外に出します。その傍からまた身に潜らせて反対側まで貫き再び潜らせて手前に貫けばおどり串と呼ばれる打ち方になります。こんな感じ

思うのですけど、この串の打ち方に調理上の意味はあまりありません。ただ、躍動感を表現できるので見た目も楽しませちゃおうということでしょう。
2. 1.の30cmほど上から目の細かいざるなどを使って均等に塩を振ります(尺塩と言います)。塩加減はごく軽めでOK。
3. 魚焼きのグリルを十分加熱してから鮎を入れ、弱火で7、8分焼きます。ひっくり返して更に7、8分焼けばできあがり。
網を十分焼いておくと身がくっつきません。
  
  • 他では味わえないなんとも良い香りがします。そして淡白な身が王者の貫祿を感じさせます。素材を楽しむためにも塩は控えめに。お店では化粧塩をしてしまいますがあれは一種のパフォーマンスです。
  • 盛り付けは腹を皿にくっつけて背を上に向けるのが本式。渓流魚は背中が美しいのです。
  • ホントは遠火の強火でじんわりと焼くのが良いのですが、家ではなかなか難しいと思いますので3.の工程にしてみました。焼くというよりじんわりと表面を乾燥させる感覚で焦がさず気長に焼きましょう。


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