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バーニャ・カウダ
難易度:★★☆ 調理時間:20分 |
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少し耳馴染みの薄い料理かもしれませんが、イタリアはピエモンテ
州の冬の野菜料理です。バーニャは『ソース』、カウダは『熱い』と
いう意味でその名の通り蒸した野菜を特製の熱々ソースに浸けて
戴く料理です。
日本にティラミスを紹介したことで有名な室井克義シェフ(1951年生
まれの大ベテランです)によって日本にも紹介されたそうですが、
寡聞にしてごく最近までとんと知りませんでした。
ソースのレシピが決め手なのですがネットを検索しても千差万別で
取り止めがないので、比較的低価格でそれっぽい味が出そうな
配合にアレンジしてみました。
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(4人分) |
・野菜類
※ソースは塩辛いので甘め
の野菜(かぼちゃ、人参など
)が特にお薦めです。
[ソースパート]
・にんにく
・牛乳
・生クリーム
・アンチョビフィレ
・オリーブオイル
・ブラックペッパー
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冬野菜を中心に蕪、ブロッコリー、かぼちゃ、人参など適宜
3かけ
100g(0.5カップ)
100ml
3〜4枚
39g(大匙3)
少々
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1. |
野菜は食べやすい大きさに切り、器に入れてラップをかけレンジでチンして柔らかくしておきます。 |
2. |
小鍋に牛乳とにんにく(粒のまま)を入れて火にかけ10分煮ます。
吹きこぼれに注意。 |
3. |
2.とアンチョビ、生クリームをミキサーにかけて液状にします。これを小鍋に戻し、オリーブオイル、ブラックペッパーを加えて一煮立ちさせればソースの完成。大皿に野菜を盛り中央にソースの器を置いて熱々のうちに戴きます。 |
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- ソースがすっごくクセになります。特に甘めの野菜との相性はGOOD。アンチョビってやっぱり食材というよりは調味料に近い気がしますねぇ。
- ソースを安く上げるポイントはまず安いアンチョビの缶詰を探すこと自分が使ったのは50gで200円ちょっとでした。アンチョビのお値段はピンキリなので要注意。生クリームは自分はタカナシの100mlのやつを使いましたが(157円)、ソースにコクを与えているだけですので牛乳オンリーでもありだと思います。
- 本来はテーブルに小さな火種を用意してソースを温め続けながら食べる料理です(うちにそういう機材がないので↑のようなレシピになっちゃいました)。フォンデュに近い料理といえば分かり易いでしょうか?
- レシピによっては塩少々を加えるものがありますが、アンチョビの塩分は相当濃いので要注意です。味をみて全然足りないと思えば少し加えてもOKですが、薄いかなと思う程度なら止めておきましょう。ソースの水分が蒸発するにつれて味が濃くなるので塩辛くなり過ぎる可能性大です。
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