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バインセオ
難易度:★★☆ 調理時間:10分 |
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「粉もん文化」と聞くとすぐに関西を思い浮かべてしまいますが、
別に粉もんは関西の専売特許ではありません。アメリカでもパンケ
ーキは普通に食べられていますし、ヨーロッパにはクレープもあり
ます。耳なじみのない名前ですがバインセオはベトナム南部で日常
的に食べられている粉もん。専門店や屋台でも売られているみた
いです。日本ではベトナム風お好み焼き、ヨーロッパではベトナム
風クレープと呼ばれます。薄く焼いて具材を包んで食べるスタイ
ルですのでクレープの方が印象的には近いかな。特長的なのは
粉が小麦粉ではなく米粉を使っていること、あとココナッツミルクで
伸ばしているのでコクがあることです。
名前の意味は「バイン」が生地を「セオ」は鉄板に敷いた時に焼け
る音(日本ならジューッでしょうか)を指すんだそうです。僕も最近
まで知らなかった食べ物なのですが、食戟のソーマで見て凄く美味
しそうだったので早速作ってみました。 |
(1人分) |
・豚肉
・剥き海老
・もやし
・サラダ油
・塩、ブラックペッパー
・スイートチリソース
[生地パート]
・上新粉
・ココナッツミルク
・水
・ターメリック
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30g
4〜5尾
ひとつかみ
適宜
適宜
適宜
50g
50g
60g
小匙1/2
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1. |
豚肉は食べ易い大きさに切ります。 |
2. |
フライパンにサラダ油と豚肉、剥き海老を入れて色が変わるまで炒めます。塩、ブラックペッパーで味を調えて一旦お皿に取ります。 |
3. |
[生地パート]をボウルに合わせてだまができないように良く混ぜます(泡立て器を使うのがお薦め)。フライパンにサラダ油を敷き生地を流し込んみます。これにもやしと2.を均等に並べて置き蓋をして2分蒸し焼きします。 |
4. |
3.の生地を二つに折って具材を挟み込めばできあがり。スイートチリソースをかけて戴きます。 |
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- 生地がサックサクで美味しい。食感は軽いのにしっかりお腹にたまります。さすが米粉。
- 具材は代表的なもので作りましたがなんでもありです。アクセントにサラダ菜や香味野菜を加えると良さげ。ちなみに、食戟のソーマでは鶏の唐揚げを包んでいました。
- 生地に使う米粉とはお米を粉砕した粉の総称です。うるち米(普通のご飯に使うお米)を挽いた粉は上新粉、もち米を挽いた粉は白玉粉と呼びます。バインセオの場合弾力の少ない上新粉を使うと良いと思います。
- スイートチリソースは業務スーパーなどで100円台で売っています。更に本格的なものにチャレンジしたい方はナンプラーを使ったこんな浸けダレがお薦め。
ナンプラー:6g(小匙1)
砂糖:3g(小匙1)
酢:5g(大匙1)
レモン汁:少々
ニンニク(みじん切り):少々
鷹の爪:1/4本分(小口切り)
水:5g(大匙1)
- あと、上新粉、ココナッツミルク、水を1:1:1とするレシピを参考にしたのですが生地が伸びにくくて往生しました。で、このレシピの配合は水を増やしているのですが様子を見ながら加減してみて下さい。
- つなぎを使っていないので生地が切れやすいです。もっと薄く焼かないといけないのかも。また勉強してみます。
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