牛もも肉のペッパーステーキ 難易度:★★☆ 調理時間:12分 |
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文献によると織田信長は椅子に座ってワインを飲んだことがある そうです。 おそらくご本人は「俺ってなんてナウいんだ」なん て思ってたんじゃないかな。確かに、1500年代にそんなこと していたらそう思いたくもなりますよね。 それから300年後 、明治維新が起きて東京に文明開化がやってきました。 「文明 開化」というワードは明治人にとってハイカラそのものだったと 思います。 西洋の文化はどれもこれも華やかでカッコイイ。そ れに比べて和風のものはもっさりしていて野暮ったい。見るもの 聞くもの目新しいことばかりでそう思いたくもなりますよね。 そんな明治人が憧れて食べたことを自慢したくなる肉料理は牛鍋 でした。いわゆるすき焼きですね。 それからさらに数十年後、 太平洋戦争が終わって進駐軍がやってきてアメリカンな文化をも たらしました。ロードショーにかかるハリウッド映画の登場人物 はみな洒脱で小粋でカッコイイ。観客はひととき野暮ったい日常 生活を忘れて華やかなパーティーに憧れ、酔いしれたと思います 。 当時の人々が憧れた肉料理は和風のすき焼きではなく、ステ ーキだったのではないでしょうか。分厚い肉を豪快な炎で焼き、 豪快に頬張る。あんなの旨いに決まってるじゃないか──まあ、 そう思いたくもなりますよね。 21世紀、そのアメリカ産やオ ーストラリア産のステーキ肉はかなり安価に手に入るようになっ て、決して手の届かない高嶺の花ではなくなりました。けど、お 肉が手に入ってもそれを美味しく焼く技法を持っていなければ「 お家でステーキハウス」は夢のまた夢。 ということで、少し奮 発してステーキ肉を購入。焼き方の勉強をしてみました。 | |||||||||||||
(1人分) | |||||||||||||
・牛もも肉ステーキ用 ・塩 ・粗挽きブラックペッパー ・バター ・赤ワイン ・ジップロック |
1枚 適宜 たっぷりめ 12g(大匙1) 15g(大匙1) 耐熱温度上限100度のもの |
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