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     豚もやし蒸籠蒸し梅肉あん
 難易度:★★☆ 調理時間:15分




 

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数年前に映画にもなった「プリンセス トヨトミ」(原作のタイトルは
『プリンセス・トヨトミ』)は、

「豊臣秀吉直系の末裔を守れ!!」

と父から子に脈々と伝えられてきた大阪全市民が、「すわ、姫の
危機」(当代は少女なので「プリンセス」なのです)という合図もろとも
に大阪を全停止させてしまうという壮大なお話でした。
小説も映画もとても面白かったのですが、映画の評判は今一つ。
あれは映画の出来不出来以前にプロモートの仕方に問題があった
よなぁとつくづく思います。まるで、「大阪が日本国にクーデターを
起こすスペクタクル巨編」みたいな予告編を見せられたら観に来る
お客はそっち方面を期待してしまいすって^^;
実際は、父の最期の言葉の重さを軸に父と子の絆を描く、わりと
地味だけとじわっとハートフルなお話なんですよね。その目線で
見れば結構秀逸です。
で、主人公(プリンセスの幼馴染)の少年の実家はお好み焼き屋な
のですが、この店は実際にモデルがあるそうです。そこの名物は
なぜかお好み焼きではなくて「豚もやし蒸籠蒸し」と呼ばれる蒸し物
だそうで、故・松田優作さんもこよなく愛していたとのことです。
実は亡くなる少し前にも店に来られたらしいのですが、生憎の満席
。彼はご主人に軽く会釈してそのまま帰ってしまわれたとか。「席を
詰めてでも食べて行ってもらったら良かった」とご主人は今でも悔や
まれるそうです。
ということで、本家の再現レシピ(豚バラを使います)はだいぶ前に
日記に書いたので今回はアレンジバージョンに挑戦。生姜焼き用
のお肉が安かったのでそれを使っています。
 (1〜2人分)

 ・豚肉生姜焼き用
 ・キャベツ
 ・もやし
[タレパート]
 ・梅干し
 ・酒
 ・麺つゆ
 ・味醂

150g
数枚
一掴み

1個
15g(大匙1)
18g(大匙1)
12g(小匙2)
1.  蒸籠又は蒸し器にざく切りにしたキャベツを敷き詰め、その上にもやしを敷き詰めます。更にその上に食べやすい大きさに切った豚肉を敷き詰めます。
2. 1.を蒸気の上がった鍋で10分蒸します。
3. 2.をやっている間に[タレパート]の梅干しの実をほぐして叩き残りの材料と合わせます。これを電子レンジで1分チンします。
4. 2.が蒸しあがったら更にひっくり返して3.を回しがければできあがり。
  
  • しっかり梅の風味が利いてさっぱりして美味しいです。適度に余分な脂が落ちるし蒸すという調理法は豚肉にはよく合うかも。
  • 蒸籠や蒸し器がない場合は電子レンジでチンしても作れます。ただ、やんわりと火を通すということができないのでお肉が固くなりがちできれば蒸した方がずっと美味しいです。
  • [タレパート]は片栗粉を加えてとろみを付けるのも楽しいと思います。
  • 写真は上が蒸しあがり。下が盛り付けです。


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