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     カスレ
 難易度:★★☆
 調理時間:140分(圧力鍋使用時は40分)

 

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今日のお昼はフレンチです。って、そんな肩肘張ったお料理では
なく南フランスの家庭料理なのですが...
カスレ(cassoulet)は、フランス南西部の豆料理で他に、豚肉や
ソーセージ、羊肉、ガチョウ肉、鴨肉といった肉類と適宜野菜を
入れます。豆は一時期ダイエットで話題になった白いんげんが
一般的だそうですが、なければ何でもOK。本当はカソール
(cassole)と呼ばれる深い土鍋に入れて、コトコト長い時間煮込む
そうなのですが、今日は圧力鍋くんのパワーをお借りしました。
で、なぜ急にこんな料理を作っているかというと、今ハマっている
ミステリー作家、近藤史恵の短編集「タルト・タタンの夢」を読んで
いて、その中にこのお料理が登場してすごく美味しそうだったから
です(すぐに感化されるやつ^^;)。
 (2人分)

[具材パート]
 ・豚バラ肉ブロックまたはスライス(あれば塩豚)
 ・ソーセージ
 ・人参
 ・玉ねぎ
 ・にんにく
 ・豆
  今回はミックスビーンズ使用
  (マローファットピース、ガル
  バンゾ、レッドキドニー)

 ・裏ごししたトマト又はトマト缶

[ソースパート]
 ・コンソメの素(顆粒)
 ・白ワイン
[仕上げパート]
 ・パン粉
 ・刻みパセリ


100g
長めのもの2本、又は短めのもの3本
1/4本
1/2個
ひとかけ
適宜



150g


約3g(水200cc分)
50g

適宜
適宜
1.  豚バラブロックの場合は5mm厚に切ります。スライスなら適当な大きさに切ります。ソーセージは表面に3mm間隔くらいで切り目を入れて、2〜3cmに切ります。人参、玉ねぎは1cmの賽の目に切ります。にんにくは、みじんに切ります。
2. 鍋にオリーブオイル(分量外)を入れ、豚肉、ソーセージ、にんにくを加え中火で肉の色が変わるまで炒めます。肉類を取りだし、鍋は洗わずに人参、玉ねぎを加えて、弱火で5分くらいかけてじっくり目に炒めます。
3. 2.に肉類と[ソースパート]を加えてひと煮立ちさせたら火を止めます。手早く厚手のバスタオル2〜3枚で鍋をしっかりくるんで2時間放置。これなら煮込みながらお出かけもOK。
 ※圧力鍋の場合は10分加圧、10分冷却後、減圧して下さい。
4. オーブンを230度に予熱します。鍋の中身を耐熱皿に移し、上にたっぷりパン粉を振って10分ほどパン粉がきつね色になるまで焼けばできあがり。仕上げに刻みパセリを振ります。
  
  • なんか、日本人がイメージするフランス料理って感じじゃないですね(って、向こうの方々も日本人はスシか天ぷらばっかり食べてると思ってる人が意外に多いでしょうからお互い様か)。フランス南西部の郷土料理だそうですから、わりとスペインの文化が混ざってるのかも。
  • とろとろというよりは、どろどろに近い煮込みになりました。もはや豚肉がどこに行ったかも不明(野菜と渾然一体となった模様)。ソーセージは信じられないくらいに柔らかいし。豆だけが形状をとどめてるのが不思議。植物の種って凄いですね。でも、素朴な味です。野菜がたっぷり摂れるので、子供さんのいらっしゃる方は、どさくさにまぎれて、こっそりいろんな野菜を入れてみては如何でしょう?
  • 裏ごしトマトは、今回コレ↓を使いました。結構便利です。


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