TOP　>>　Ｇのレシピ集　>>　カレー　>>　チキンカレーＶｅｒ．２

	チキンカレーＶｅｒ．２ 難易度：★★☆ 調理時間：９０分 (玉ねぎを冷凍する時間は含めていません)		Tweet		(過去の『特集』情報） 「おせち料理特集(２０１３年バージョン)」  (過去の新着情報)   　姉妹サイト「Gの書斎」 　ツイッター 　携帯版「Ｇの食卓」 　携帯版「Ｇの書斎」   アフィリエイト・SEO対策
	それは一通のメールから始まりました。 僕のブログを読んでく ださっている方が投稿していたレシピをとても気に入ったとかで 「こんなコンクールがあるのですが応募してみませんか」という 内容でした。 コンクールの名前は「レッチャグランプリ２０２ ０」。Ｓ＆Ｂ食品が主催するお料理レシピのコンクールです。 なんとなく面白そうだったので応募してみたら一次選考通過、二 次選考通過、最終選考通過……投稿した本人が一番驚いてました 。 こんなしょぼいレシピが通過して良いのか？ とまれ、最終 選考５０品の中に残って先日審査結果の発表会がありました。 残念ながら入賞はしなかったのですが総評を聞いてびっくり。全 世界から９３１０品の応募があったんですって。ということは９ ２６０品を蹴落として僕のレシピは残ったってこと？　なんか数 字に酔っちゃいました。 結果発表会でお料理学校の先生が直々 にカレーのレシピを紹介するコーナーがあってそこで紹介された のがこのチキンカレーです。けど、材料表を見てびっくり。醤油 ？　ウスターソース？　えと、ほぼ僕の手持ちのチキンカレーの レシピとほぼ同じ(ま、僕のは市販のルウを使う手抜きでスパイ ス、バター、小麦粉から作る本格派なとことは違っていましたが )。 けど、調理工程はいろいろテクニックが駆使されていて勉 強になりました。せっかくなのでメモしておきます。 ちなみに 、レシピの骨格だけもらっていろいろ手を加えているので原型か らはかけ離れたカレーになっています。
	（２〜３人分）
	・鶏もも肉 　・白ワイン 　・玉ねぎ 　・オリーブオイル [ピュレパート] 　・トマト缶 　・じゃがいも 　・人参 　・水 [煮込みパート] 　・水 　・コンソメ(顆粒) [仕上げパート] 　・カレールー（辛口がオススメ) 　・ウスターソース 　・カレー粉 　・濃口醤油 　・ハチミツ 　・三温糖	1枚(約300g) 30g(大匙2) 半個 13g(大匙1) 1/2個(200g) 中1個または小2個 半本 50ml パッケージに記載の量−50ml 4g(大匙1/2) 半箱 18g(大匙1) 大匙1/2 9g(大匙1/2) 11g(大匙1/2) 3g(小匙1)
	1.  玉ねぎは細切りにしてビニール袋に入れ冷凍しておきます。 2. フライパンに鶏肉を入れて弱火にかけ１０分ほどかけて焼き色がしっかり付くまで焼きます。ひっくり返して更に５分焼きます。 3. ２．の鶏肉から出た脂身をキッチンペパーでしっかり吸い取ります。鶏肉を皿に取り白ワインを加えてひと煮立ちさせ肉汁をこそぎ落とします(デグラッセと言います)。 鶏の油は旨味もあるが臭みもあるので除去することというのがお料理の先生のアドバイスでした。 4. ２．〜３．と並行して玉ねぎとオリーブオイルをフライパンに入れ１５分かけてしっかりとした飴色になるまで炒めます(最初は中火で玉ねぎが融け切ったら弱火にして炒めて下さい)。 5. [ピュレパート]のじゃがいもの皮を剥きます。じゃがいも、人参を細かく切って[ピュレパート]の残りとミキサーに合わせて粉砕します。 6. 鍋に一口大に切った鶏肉、３．の肉汁、４．、５．、[煮込みパート]を合わせてひと煮立ちさせます。アクを取り、蓋をしたら火を止めてバスタオル３枚でくるんで４０分放置します。 ガス代を節約しつつ４０分の煮込みと同じ効果が得られます。 7. ６．を中火にかけカレールウを加えて煮溶かします。[仕上げパート]の残りを加えればできあがり。
	鶏肉をパリッと焼いて更に肉汁も使っちゃう。これだけでカレーがぐんと香ばしくなりました。やっぱ、本職のテクはすごいやと思った次第。 結構長丁場の調理になります。いかに手を止めずに並行作業で効率よく進めつつ最短時間で工程６．にたどり着くかが段取りのポイントになります。 じゃがいもや人参、トマトなどの野菜のピュレを加えるのは僕のオリジナル。もったりとしたとろみが付くので近頃マイブーム。ただ、サラサラのカレーがお好きな方はじゃがいも、人参を抜いてトマトはミキサーにかけずにそのまま使ってください。

本サイトの著作権は全てサイトマスターに帰属します。本サイトの転記は、ご遠慮願います。