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     海老の白扇揚げ
 難易度:★★☆ 調理時間:12分


 

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鳥のシギや雁に見立てたナスのシギ焼き、がんもどき。豆腐ステー
キにイワシの蒲焼き、宗教上の理由や懐具合の寂しさから贅沢し
たくてもできない時、僕らのご先祖さまはしばしば安い食材を使っ
て豪勢な料理に見立てる工夫をしてきました。面白いことにその
皿にはしみったれた卑屈さは微塵もなくて、洒落と遊び心に満ちて
いました。
お金が無けりゃないでその暮らしを楽しんでしまう、僕らが父祖から
学ばないといけないのはそういったからりと晴れた明るさかもしれ
ません。
この料理は少し変わった系統の見立て料理。新しい料理を考案し
たけどさてなんと名付けよう。迷った挙句、見立て料理になったと
いう印象です。しかし、白扇揚げとはまたなんて粋で典雅な名前
ですね。
 (2人分)

 ・バナメイエビ

 ・卵白
 ・片栗粉
 ・水
 ・抹茶塩

1パック(だいたい
十数尾)
1個分
18g(大匙2)
15g(大匙1)
粉末抹茶+塩を適宜
1.  海老の殻と背わたを取ります。
2. 揚げ油を170度に温めます。
3. 2.をやっている間に卵白を半立てに泡立て片栗粉と水を加えて8分立てにします。
  • 8分立ては泡立て器を持ち上げた時卵白の角が立ち角の頭が折れるくらいの硬さです。
4. 海老を3.にくぐらせて揚げ油に投入します。約1分半揚げて衣がしっかり固まったらすぐに引き上げます。そのまま3分置いて予熱で火を通せばできあがり。抹茶塩で頂きましょう。
  • 白扇揚げは色白が身上ですので揚げ過ぎないよう注意しましょう。
  
  • 雪のように真っ白い見た目がまず目を惹きます。口に入れるとさっくりとした食感の衣が溶けて海老の濃厚な風味が姿を現わす二段仕掛け。家族も思わず目を見張る一品です。
  • 色白が身上の料理、さっと早めに引き上げて余熱で火を通すのがコツです。
  • 海老以外にワカサギやチカなどの小魚、火の通りの良い季節の野菜などでも作ることができますよ。
  • 残った卵黄を使ってサワラや鯖の黄身焼きなど作れば、見た目も美しい対比の皿が並びます。今夜はお家割烹の新装開店かな。


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