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     ジャーマンステーキ
 難易度:★★☆ 調理時間:40分


 

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今夜はジャーマンステーキ^o^
...って、ハンバーグのことかいっ!!
と、侮るなかれハンバーグとは明確に違う点が一つあるのです。
ハンバーグことハンバーグ・ステーキ(ハンブルグ風ステーキ)が
牛と豚の合い挽きなのに対してジャーマンステーキは牛肉100%
。挽き肉になっているだけでれっきとしたビーフステーキなのです。
更に周囲をベーコンで巻く場合が多いです。
とはいえ、この定義の歴史は曖昧でいつ頃から呼び分けられるよう
になったのか少なくとも自分は知りません。また、お勉強してみよっ
と。

ちなみに、我々がハンバーグ又はハンバーグ・ステーキと読んで
いる料理の英語圏の呼び名は3つくらいあります。

ハンバーガーステーキ(Hamburger steak)
 そう。われわれはパンで挟んだものをハンバーガーと言いますが
英語圏ではハンバーグ自体もハンバーガーなのです。ややこしい

ソールズベリー・ステーキ(Salisbury steak)
 南北戦争時代にソールズベリー博士というお医者さんが兵士の
下痢対策にステーキの代用食として消化の良い挽き肉で作った
ことから誕生したアメリカ版ハンバーグ。第二次世界大戦でアメリカ
とドイツは敵同士だったのでハンバーガーステーキと言わずソール
ズベリー・ステーキと呼ぼうと提唱された歴史があったようです。
パティ (Patty)
 元々はフランス料理のパテから来ているのですが、若干ハンバ
ーグと違うのは肉オンリー。パン粉や卵などつなぎを使わない料理
と定義されます。ハンバーガーに挟むハンバーガー・パティがお馴
染みですね。

面白いのは歴史的由来はそれぞれ独自なのに、結局ほぼ同じレシ
ピで同じ料理になっちゃってるところかな。我々が愛して止まない
洋食『ハンバーグ』は世界のあちこちで何度も発祥してそれぞれに
名前が付いちゃった印象があります。
 (4人分)

 ・牛ミンチ
 ・玉ねぎ
 ・ベーコン
 ・塩
 ・ブラックペッパー
 ・ナツメグ
 ・(お好みで)スライスチーズ
[つなぎパート]
 ・パン粉
 ・卵
 ・牛乳
[ソースパート]
 ・トマトケチャップ
 ・ウスターソース
 ・赤ワイン
 ・マスタード
 ・バター

300g
1/2個
数枚
少々
少々
少々
4枚

40g(カップ1)
1個
50g

45g(大匙3)
36g(大匙2)
15g(大匙1)
小匙2
5g
1.  玉ねぎは微塵切りにしてサラダ油少々(分量外)と一緒にフライパンに入れ炒めます。これをボウルに入れて冷まします。
2. 1.をやっている間に[つなぎパート]を別のボウルに合わせてよく混ぜパン粉をふやかします。
3. 1.に牛ミンチ、スパイス類を加えて粘りが出るまでよく混ぜます。更に2.を加えてよく混ぜます。
4. 3.を四等分して小判型に成形しベーコンを巻きます。こんな感じ。
5. 4.の真ん中をくぼませて熱したフライパンに入れ蓋をして弱火で3分焼きます。更にひっくり返して3分焼けばできあがり。
6. 5.をやっている間に[ソースパート]をフライパンに合わせて加熱し少しに詰めてソースにします。5.をお皿に盛ってソースをかけて戴きます。
  
  • なるほどハンバーグとは食感が変わります。ちょっと?み締まりがあって如何にもステーキを食べてるゾ!!という気分に浸れます。
  • スライスチーズを載せても楽しいですよ〜こんな感じ。
  • 今回のレシピで書いているソースはアメリカンスタイルと呼ばれるものです。
  • 明治時代、洋食が励行された頃に洋食屋さんのメニューにジャーマンステーキというのがあったと記録に残っているのですが残念ながら同じものであったかどうかはわかっていないそうです。


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