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     ハオイユニュウロウ
 難易度:★★☆ 調理時間:20分

 

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ハオイユニュウロウとは、わりとおなじみの「牛肉のオイスターソー
ス炒め」のことです。中華では単に肉と書かれていた場合、豚肉を
指しますので、牛肉を使った料理は敢えて、牛肉(ニュウロウ)と書
く必要があります。青椒肉絲(チンジャオロース)も本来は豚肉の
お料理で、牛肉を使う場合は「青椒牛肉絲(チンジャオニュウロース
)」と書かなきゃいけないそうです。
 で、今日のポイントは漿(チャン)と呼ばれる中華料理の下拵え。
そのお勉強を兼ねてこれを作ってみました。

 中華料理を食べに行くとお肉が凄く柔らかかったり、お魚が柔ら
かい上に甘みがあって感動することがありますよね。あれは、この
漿(チャン)という下拵えによるものだそうです。
 大雑把に言うと、
 魚なら、油・酒・塩・胡椒・片栗・卵白+ダシで下拵えを、
 肉なら、油・酒・塩・胡椒・片栗・卵黄+ダシで下拵えをすることを
指すそうです。

 ということで、挑戦してみました。
 (2人分)

[具材パート]
 ・牛もも肉(安いやつでOK)
 ・人参
 ・ブロッコリー
 ・しめじ
[調味料パート]
 ・オイスターソース
 ・濃口醤油
 ・紹興酒
 ・鶏ガラスープ

 ・砂糖
 ・ブラックペッパー
 ・水溶き片栗粉
[下味パート]
 ・塩
 ・ブラックペッパー
 ・紹興酒
 ・卵黄
 ・片栗粉
 ・サラダ油
[仕上げパート]
 ・ごま油


120g
1/4本
半房
半株

12g(小匙2)
12g(小匙2)
8g(大匙1/2)
水30g+鶏がらスープ
の素少々
6g(小匙2)
少々
3g(小匙1)+水少々 

1g(小匙1/4)
少々
10g(小匙2)
1個分
12g(大匙1+小匙1)
12g(大匙1)

2g(小匙1/2)
1.  牛肉は1cm幅くらいの細切りにします。人参は5mm厚の薄切りにします。ブロッコリーとしめじは小株に分けます。[調味料パート]は合わせておきます。
2. 牛肉を漿(チャン)します。
  • 小鉢に[下味パート]の塩、ブラックペッパー、紹興酒を入れ牛肉を加えて水気がなくなるまでよく揉みます。これに卵黄を加えて牛肉に吸わせます。よく吸わせたら、片栗粉を加えて粉っぽさがなくなるまでよく和えます。最後にサラダ油を加えてよく和えます。これをラップに包んで冷蔵庫に入れておきます。
3. 鍋にお湯を沸騰させて、人参とブロッコリーを3〜4分茹でます。牛肉を冷蔵庫から出します。
4. 中華鍋に油をたっぷり入れて中火にかけ、30秒ほど待ってから牛肉をほぐしながら加えます。牛肉に7分通り火が通ったら、よく油を切ってあげます。
100度を超えたあたりの低温で火を通すのがポイント
5. 油を皿に過熱し、中温(160度くらい)になったら、人参、ブロッコリを入れてさっと混ぜ、さらにしめじを入れてもうひと混ぜしてから、すぐに油を切ってあげてしまいます。
6. 中華鍋の油をストッカーに戻し、良く洗ってから(そのまま使っちゃうとギトギトの料理になっちゃいますヨ(xx))、牛肉と野菜を戻してさっと炒め、[調味料パート]を鍋肌から流し入れ、具材とよく絡ませます。最後に[仕上げパート]を回しがけ、さっと混ぜればできあがり。
  
  • 確かに、肉が柔らかいです。この調理法はヒットかも。
  • 青椒肉絲や酢豚に応用しても良さそうですね。今度チャレンジしてみます。
  • オリジナルのレシピは、砂糖の量が少なめでちょっと甘みが足りない気がしたので、このレシピでは量を増やしています。


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