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     はらこ飯
 難易度:★★☆ 調理時間:120分


 

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『はらこ飯』は、北国の親子丼です。といっても鶏肉ではなくて...
鮭漁が盛んな阿武隈川で豊漁のとき、一匹の鮭を切り身と筋子に
分けて筋子はいくらの醤油漬けにし、鮭の切り身を煮た出汁醤油で
米を炊き込んみ、その上に鮭の切り身といくらをたっぷり載せた
ご飯が振る舞われたのが始まりだとか。鶏肉の親子丼が実はその
卵を生んだ鶏肉を使っているわけではないことを考えるとある意味
リアル親子どんなわけです。

その歴史は古く視察にキタ伊達政宗にも献上されたとか。時代が
下って鉄道が敷設されるようになると東北地方の駅弁の定番とし
て人気があったとか。すごいなと思うのは急行『十和田』が後続の
電車寝台に抜かれるための長待ち(10分くらい停車していたらしい
)の折には売り切れになることもしばしばだったとか。って、朝の
六時、七時台の話ですよ。朝からコレを食べちゃうんだ^^;
ちなみに、「はらこ」は筋子やいくらを指す東北地方の方言だそう
です。
 (2〜3人分)

 ・米
 ・もち米(なければ米)
 ・鮭(切り身)
 ・いくらの醤油漬け
 ・さやいんげん
[煮汁パート」
 ・酒
 ・醤油
 ・薄口醤油
 ・味醂
 ・砂糖
 ・水

1.5合
0.5合
2切れ
適宜
適宜

40g(大匙2+小匙2)
18g(大匙1)
18g(大匙1)
18g(大匙1)
6g(小匙2)
70g(70cc)
1.  もち米は1時間水に浸けます。米は洗って30分水に浸けます。[煮汁パート]を鍋に合わせて一煮立ちさせそぎ切りにした鮭を軽く火が通る程度3分くらいにてすぐに引き上げます。さやいんげんは洗って半分に切ります。
2. もち米、米と冷ました[煮汁パート]を炊飯器の釜に合わせて規定量の線まで水を加えさやいんげんも加えて普通に炊きます。
3. 炊きあがった2.を丼に盛り付け鮭といくらをたっぷり載せればできあがり。
  
  • 鮭いくら丼というと白米に生のサーモンというイメージが強くちょっと洋風な感じがするのにたいしてこれは如何にも日本のご飯って感じです。特にもち米を加えるともちもちとした食感が楽しく実りの秋を満喫してる気分になれます。
  • 「もち米が普通の家に常備されてるわけないやん」という向きもあると思いますがもち米は1kgから売っていますし、釜飯系の料理のときにはその威力を発揮してくれます。何年も持ちますし置いておいても損はないですよ〜
  • 今回はさやいんげんを使いましたが色目に緑のものがあると楽しいです。三つ葉なども香りがよくて良さそうですよね。あと、茸、人参、牛蒡などもお薦め。


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