ハイボール 難易度:★☆☆ 調理時間:1分 |
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小学五年生の夏休み。なんでそんなことを思い立ったのかさっぱり 思い出せないのですが、松本清張の大作『砂の器』の読破に挑み ました^^; まるで洋書を読む中学生のように国語辞典と首っ引きで1カ月と 少しかけてついに読み切ることに成功!! が、ストーリーを理解できたとは言い難かったなぁ...例えば終盤 に「情状酌量」という言葉が出てきます。辞書を引けば 『過失をとがめたり、懲罰したりするときに、同情すべき点など諸事 情を考慮すること』 という単語の意味は載っています。でも、人を殺した犯人にも同情 すべき点があるとなぜ刑事さんが言ったかなんて解説は辞書には 載ってないのです。それを理解するには事件の動機となった病気 にまつわる歴史的背景を知っていなければならないのですが、 小学五年生は寡聞にして知るよしもないお年頃でした。 それ以外にも国語辞典では解決できない問題がこの小説の中には ありました。冒頭で二人の男性がトリスバーでハイボールを飲む 場面があるのですが、国語辞典にはトリスバーもハイボールも載っ ていないのです^^ 想像力を逞しくてトリスバーはなんとなく『お酒を飲むお店』というの は分かったのですが、ハイボールはいくら想像力を膨らませても 想像のつかない飲み物でした。 あれから幾星霜、ハイボールはウィスキーのソーダ割りであること を今のこの酒呑みは知っております。 |
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(1人分) | |||||||||||||
・ウィスキー ・炭酸水 ・氷 |
40g 90g 適宜 |
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