冷やし茶わん蒸し 難易度:★★☆ 調理時間:130分 (冷蔵庫で冷やす時間は含めていません) |
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ドラマ「みをつくし料理帖」を見ていたら無性に茶わん蒸しが食べた くなりました。しかし、今は夏。あまりにも茶わん蒸しは合いません 。で、ふと思ったのですが、プリンだって冷やして食べるじゃないで すか。茶わん蒸しだって冷やして食べれば夏のご馳走になるはず 。江戸時代と違って今は冷蔵庫があるんだから!! まさに目から鱗。なんで気付かなかったんだろうと思いつつ早速 製作。基本は茶わん蒸しと同じなのですが舌がひんやりする工夫 を加えました。久しぶりに真面目に出汁を引きましたけど手間を かけると美味しいですね。ドラマの中では上方は昆布出汁、江戸 は鰹出汁、そのどちらでもない新しい自分の出汁を作るといって、 主人公が合わせ出汁を編み出していく過程がリアルに描かれてい ます。今では当たり前の手法ですけど当時は画期的だったんで しょうねぇ。 ただ一つ疑問。当時の鶏卵は今の感覚で1個400円くらい。本当 に商品になり得たのでしょうか? 確かに商品名は「とろとろ茶わん 蒸し」とあってかなり緩いとろみが売り。つまり卵を最小限に抑え 込んでいるようには窺えるのですが。文献を紐解くと1790年頃、 京、大阪に発祥し江戸に広がっていったとあるので史実と合っては いるのですが……。ちなみに1866年(明治維新の2年前)に長崎 に日本初の茶わん蒸しの専門店が開店したとのこと。どう考えても 外国人相手の高級料理店な気がするんですけどねぇ。ま、お話で すので野暮なことは言いますまい。 |
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(2人分) | ||||||||||||||
・大葉 ・小海老 ・ささみ又は胸肉 ・椎茸 ・人参 ・竹輪 [卵液パート] ・水 ・出汁昆布 ・鰹節 ・卵 ・味醂 ・砂糖 ・塩 ・濃口醤油 ・おろし生姜 |
2枚 6尾 6g 1枚 2cm分 1本 350cc 3cm四方 一掴み 2個 9g(大匙1/2) ひとつまみ 1g 9g(大匙1/2) 二かけ分 |
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