TOP >> Gのレシピ集 >> おかず系(和食 >> イカワタのルイベ
            

     イカワタのルイベ
(冷凍に要する時間は含めていません)
 難易度:★☆☆ 調理時間:15分


 

このエントリーをはてなブックマークに追加
 (過去の『特集』情報
「おせち料理特集(2013年バージョン)」
 (過去の新着情報)
 
 姉妹サイト「Gの書斎」
 ツイッター
 携帯版「Gの食卓」
 携帯版「Gの書斎」
 
アフィリエイト・SEO対策
 
 
ルイベは魚を凍らせてそれを刺身のように薄く切った料理です。
北海道の郷土料理で、鮭や鱒を使ったものが有名ですが、アイヌ
の人々が使った元々の食材は、『氷下魚(こまい)』で冷凍と乾燥を
繰り返して干物のようにしたものだったそうです(氷下魚は、文字
通り池や湖などに張った氷に丸い穴を開けて釣る魚で、炙って食べ
てもおいしいですよ。良い肴になります)。
鮭をルイベにするのは生の鮭には広節裂頭条虫、アニサキスなど
の寄生虫がいる場合があるため、−20度くらいの低温で死滅させ
る目的があります。(寄生虫はホント怖いらしいので用心が必要で
す)
で、特にことわりなしに「ルイベ」と呼ぶ場合は、鮭を指すのですが
、広い意味で魚を凍らせて薄く切ったものを指すこともできるようで
す。刺身用の良い烏賊が手に入った時にこれを作りました。
 (2人分)

[具材パート]
 ・刺身用するめイカ(魚屋さんと
  仲良くなって鮮度の良いもの
  をゲットしたときにどうぞ)

[漬け汁パート]
 ・醤油
 ・酒
 ・味醂
[仕上げパート]
 ・醤油(できれば刺身醤油)
 ・わさび



1杯


18g(大匙1)
7g(大匙1/2)
9g(大匙1/2)

適宜
適宜
1.  イカは側面から開いて破らないようにワタを取りだします。料理バサミを使うと簡単です。
2. 1.を[漬け汁パート]を入れたビニール袋に入れ、空気を抜いて口を縛り、10分間漬け込みます(味滲みは凄く速いので、10分程度でOK)。
3. 2.を取りだし、ラップに包んで冷凍庫に入れます。カチンコチンに凍ったら完成。それでも、包丁は簡単に入るので手早く薄く切って盛り付け、ワサビ醤油を回しがけて頂きます。
[漬け汁パート]は何か他の料理に使いましょう。
  
  • 強烈に濃厚な味で口の中でとろっと溶けます。食感はフォアグラやアン肝に似ていますが、もっとワイルドな感じ(って、上手く言えない)がします。ちょっと体験したことのない食べ物かも。
  • イカの沖漬は、適当な大きさに切ったイカを付けダレに漬けこめばOK。一晩漬けると食べられますが2日漬けるとまた味が変わります。ワサビをまぶして食べるとおいしいです。長く保存したい場合は冷凍しましょう。
     ※本来沖漬は、その名の通り釣ったイカが生きているうちに調味料に漬け込むので、厳密に言うとこれは沖漬風です。

  •  [付けダレレシピ]
    • 薄口醤油:15g
    • 濃口醤油:30g
    • 味醂:6g
    • 酒:5g
    • 砂糖:10〜12g(あればザラメがお薦め)


本サイトの著作権は全てサイトマスターに帰属します。本サイトの転記は、ご遠慮願います。

inserted by FC2 system