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     いくらとスモークサーモンの和風パスタ
 難易度:★★☆ 調理時間:10分


 

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歴史上、日本にパスタが紹介されたのは恐らく明治時代。
マカロニが最初だったようです。1928年には兵庫県尼崎
市塚口に「ボルカノ」と呼ばれるお店で国産第一号のスパゲ
ティ(当時はスパゲッチと呼ばれた)が登場しています。戦後、
食の欧米化に伴ってスパゲティは日常の食卓に浸透していき
ますが、当時は米不足を補うためにおかずの付け合わせとし
て出されるというポジションで、調理法も茹で置きしたもの
をケチャップで和えながら炒め直すというやり方だったので
今どきのパスタに比べるとかなり安っぽい料理だったと思わ
れます。今でも喫茶店によってはランチにそんな感じのスパ
ゲティが付いてくることがあって、「そこが昭和っぽくて
良いんじゃないか」と喜ばれる向きもあるみたいですね。
そんな中、和風スパゲティが本格的に台頭してきたのは80
年代、「イタメシブーム」というのが起きまして、「こじゃ
れた料理」=「ナウくて洗練された料理」みたいな風潮に
乗っかってのことだと思います。これがグルメブームの先駆
になったわけですが、当時の若者がそれほど鋭敏な舌を
持っていたかどうかはいささか疑問が残るところですね^^;
和風パスタの一番人気はタラコスパゲティでしたが、とにか
くアレンジした料理がもてはやされましたので(料理のネーミ
ングも今日のタイトルのようにやたら長いやつが多かった
^^;)丼物のトッピングになるようなものであればなんてもあ
りだった気がします。
ですので、こんなスパゲティがお店のメニューにあってもち
っとも驚きません。
 (1人分)

 ・スパゲティ
 ・いくらの醤油漬け
 ・スモークサーモン
 ・刻み葱
[ソースパート]
 ・麺つゆ
 ・柚子胡椒

100〜120g
適宜
適宜
少々

大匙1
チューブ1cm程度分
1.  スパゲティをパッケージに記載の時間−1分茹でます。その間に[ソースパート]を合わせてよく混ぜておきます。
2. スパゲティをきっちり湯切りして皿に盛り[ソースパート]をかけてトングを使ってよく和えます。
3. 2.にいくらの醤油漬け、スモークサーモンを盛り付け、刻み葱を散らせばできあがり。
  
  • 麺つゆ+柚子胡椒というパスタソースは和風パスタのアレンジソースとしてかなり良くできていると思ってます。麺つゆオンリーより香りが良くて柚子の清涼感を出すことができます。
  • このトッピングならパッケージに記載の時間茹でて氷水で〆て、冷製パスタにしても美味しいですよ。
  • いくらの醤油漬けは秋に筋子が出回ると一回は作ってしまうのですが、手作りすればかなり原価を抑えられます。ということで、僕の中ではこのパスタは「秋のパスタ」に分類されています。
  • もうちょっとコクを出したい場合は2.の工程で茹で上がったパスタをバターを溶かしたフライパンに入れて[ソースパート]を加えて炒めながら和えて下さい。サーモンにバターはよく合いますよ。


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