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     家常豆腐
難易度:★★☆ 調理時間:30分
(豆腐を水切りする時間は含めていません)


 

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僕が小学生の頃の話ですからもう40年以上前のことです。ある
日、母上が中華の新メニューだと言って豆腐を使った料理を夕飯
に出しました。「ジャーチャン豆腐よ」料理の名前をそう言った
記憶があります。それからしばらくジャーチャン豆腐はうちの定
番となりちょくちょく夕飯の食卓に登場していました。 ただ、
母上が飽きてしまったのかある時期を境にぱったりと登場しなく
なりました。 時は流れて麻婆豆腐という料理を知った僕は、ジ
ャーチャン豆腐というのは麻婆豆腐のことだったのではないかと
思うようになりました。母上が何か勘違いしてそんな名前で呼ん
だのだろうと。 それくらい僕の周りでそんな名前の中華料理を
知っている人は誰もいなかったのです。 過日、ネットでレシピ
を検索していて「家常豆腐」という料理を見かけました。読み方
は──「ジア・チャン・ドウフ」。 って、実在するじゃん。早速、
懐かしのジャーチャン豆腐を作ってみました。
 (2人分)

 ・木綿豆腐
 ・薄力粉
 ・揚げ油
 ・豚肉スライス(部位は
  お好みで)
 ・人参
 ・きくらげ
 ・ピーマン
 ・生姜
 ・刻みネギ
 ・サラダ油
[下味パート]
 ・塩、ブラックペッパー
 ・濃口醤油
[スープパート]
 ・水
 ・鶏ガラスープの素
[調味料パート]
 ・酒
 ・濃口醤油
 ・砂糖
[とろみパート]
 ・片栗粉
 ・水
[仕上げパート]
 ・ごま油

1丁
適宜
適宜
50g

1/3本
1枚
1/2個
スライス1枚
少々
少々

少々
3g(小匙1/2)

300g(1.5カップ)
3g

15g(大匙1)
9g(大匙1/2)
3g(小匙1)

6g
15g(大匙1)

少々
1.  豆腐はひっくり返したザルに載せその上に皿+おもし(厚手の本など)を載せて20〜30分かけて水切りします。
2. 豚肉は食べ易い大きさに切って[下味パート]で和えます。人参は短冊に切って電子レンジの500ワットで1分チンします。きくらげは水に浸けて戻して細切りにします。ピーマン、生姜は細切りにします。
3. 豆腐に軽く薄力粉をまぶして、180度に温めた揚げ油で3分揚げます。
4. 中華鍋かフライパンにサラダ油と豚肉、生姜、刻みネギを入れて色が変わるまで炒めます。
5. 3.に人参、きくらげを加えて1分炒め、豆腐と[スープパート]を加えてひと煮立ちさせます。[調味料パート]を加えて弱めの中火にして10分煮込みます。
6. 4.にピーマンを加えます。[とろみパート]を加えてとろみを付け、ごま油を加えて香り付けしたら出来上がり。
  
  • 材料表をご覧になると分かる通り、豆板醤も花椒も使っていないので辛くないです。四川料理にしてはちょっと珍しい。
  • ほんのり優しい味なので、子供からご老人まで刺激が苦手な方でも安心して食べられます。
  • 日本での認知度はいまいちだけど中国では知らない人のいないありふれた家庭料理なのだそうです。
  • 僕は昭和50年頃に母が作ってくれたのを食べたのが初めてだったのですが、この前母にレシピの出所を尋ねたら、祖母が中華料理の教室で教わってきたらしい。なるほど、ハイカラな人はだったからなぁ。
  • 母は茹でた豆腐を使っていましたが、本式は揚げるらしい。このレシピもそれに準拠しています。揚げるのは面倒という方は厚揚げを使ってください。かなり手間が省けます。


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