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     ヤンソンの誘惑
 難易度:★★☆ 調理時間:50分

 

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えと、とても料理の名前には見えないタイトルなのですが、ちゃんと
した料理です。
なんか艶めかしい名前ですが、由来は至って食い意地の張った
話で、19世紀に実在した「らしい」宗教家で、菜食主義者のエリク・
ヤンソンという人が、この料理を一目見てあまりにもおいしそうなの
で思わずパクッと食べちゃったというエピソードにちなむそうです。
で、それを見た弟子たちが、幻滅しちゃってみんな彼を離れて行っ
たとか...(どこまでホントなんだろ)
一種のグラタン料理なのですが、ホワイトソースをつくるなど面倒な
手間はいらないので、簡単に作れちゃいます。ちょっと、高めの
食材を使うので(って、今日使ってるのは安物ですが)お祝いの席に
でもどうぞ。
 (2人分)

 ・じゃがいも
 ・玉ねぎ
 ・アンチョビフィレ
 ・生クリーム
 ・牛乳
 ・パン粉
 ・ホワイトペッパー
 ・オリーブオイル
 ・とろけるチーズ

中4〜5個
1個
8枚
200cc
100cc
適宜
適宜
適宜
2枚
1.  ジャガイモを拍子木切りにします。タマネギを薄切りにし、中火で5分ほど、しんなりするまで炒めます。
2. 耐熱皿にオリーブオイルを塗り、ジャガイモの半量を敷き詰めます。
3. 炒めたたまねぎ全部をジャガイモの上に載せ、さらにアンチョビを載せます(汁もかけちゃいます)。上からホワイトペッパーを満遍なくふりかけます。
4. 3.の上に残りのジャガイモを載せ、パン粉を満遍なく降りかけます。パン粉の上から、ところどころに小さな角切りにしたバターと小さく切ったとろけるチーズを置きます。
5. オーブンを200℃に予熱します。待ってる間に生クリームと牛乳を鍋に入れて火にかけ、周囲にふつふつと泡が立つまで温めます。
6. 4.の耐熱容器に5.を注ぎ入れ、200℃のオーブンで30分ほど焼きます。クリームがとろりと煮詰まり、ジャガイモが柔らかくなったらできあがり。
  
  • 凄い、アンチョビの塩味がこれだけの穀物と野菜をまとめてくれるなんて。久々に感動するお料理に出逢った気がします。
  • スウェーデンの伝統的家庭料理ということなので、寒い時にフウフウ言いながら食べるのがさらに美味しいんでしょうねぇ。
  • れれ、調味料が書かれていないと思われるかもしれませんが、ちゃんと調味料は入ってます。そう、アンチョビ自体が調味料なんですねぇ(しっかり味が付いてます)。
  • アンチョビのお値段はピン・キリで、高いのだと500gで10000円(0四つです)以上のもあります......が、今日使ったのは50gで200円弱のやつです。カタクチイワシ自体は安いので、良ければ自作して下さい。1カ月くらいで作れると思います(自分はまだ作ったことありません^^;)。


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