牡蠣のしぐれ煮　江戸前お惣菜レシピ

牡蠣のしぐれ煮
　難易度：★★☆ 調理時間：１０分

(過去の『特集』情報）

「おせち料理特集(２０１３年バージョン)」

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以前、牡蠣をたくさん頂いて牡蠣料理のシリーズを作っておりまし
たが考えてみると『牡蠣のお惣菜』というのを作ったことがないこと
に気づきました。
で、お惣菜の代表格とも言えそうな牡蠣のしぐれ煮という料理が
あることは知っていたのですが、ちょっと不思議だったんですよね。
牡蠣の身は熱を加えると縮みます。それを煮る？当然時間が短い
と味が染みません。時間が長いと身が縮みます。この矛盾を如何
に解決しているのか？？？ネットで調べるとやはりみなさんあの手
この手を駆使しておられることがよく分かりました。
一番オーソドックスなのはさっと火を通してあとは煮汁を煮詰めて
味が濃くなったところで戻して一気に絡ませる（ものによっては何度
も入れたり出したりする手順もあって大変そうでした)。
片栗粉をたっぷり塗せば身の縮みは防止できると断言されている
レシピもありましたがホントかなぁ？？？
そして、このレシピの手順もそんな矛盾を解消させる一つの答え
です。しかし、かなり巧妙なというか卑怯な手のような気が^^;

（２人分）

　・牡蠣
　・片栗粉
[煮汁パート]
　・生姜スライス
　・濃口醤油
　・味醂
　・酒
　・砂糖
[仕上げパート]
　・オイスターソース

150g
4g(大匙1/2)

数枚
18g(大匙1)
18g(大匙1)
15g(大匙1)
4g(大匙1/2)

6g(小匙1)

1.	牡蠣はよく洗って水気を切り片栗粉を塗します。生姜は千切りにします。
2.	煮汁パートを小鍋に入れて一煮立ちさせ牡蠣を加えて鍋底で転がしながら３０秒炒り付けます。牡蠣は一旦取り出します。
3.	２．の煮汁を弱火で煮詰め1/2程度の分量になったらオイスターソースを加えて牡蠣を戻し、中火で１分炒り付ければできあがり。

ポイントはオイスターソース。オイスターソースは牡蠣を塩ゆでした際の煮汁に調味料を加えて作るので、いわば牡蠣のしぐれ煮の煮汁の出来合いバージョンなのです。これと絡めることで長時間煮込まなくてもそのまんまの味が付いちゃうというテクですね。これ考えた人偉い^^
片栗粉は量が多いと煮汁にとろみが付いちゃいます。別に気にはなりませんが付けたくない方は分量を減らしてください。

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