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     辛子れんこん
 難易度:★★☆ 調理時間:20分


 

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「辛子れんこん」と聞くとある年代以上は食中毒を連想してしまう
かもしれませんね。
80年代半ばに辛子れんこんに付着したポツリヌス菌による食中毒
で11名の方が亡くなりました。ポツリヌス菌は非常に毒性の強い
細菌で1gあれば約100万人を死に至らしめることができるそうで
す。参考までに青酸カリを口から摂取した場合で1gで5人です。
事件自体は不幸なできごとでしたが、辛子れんこんが美味しいこと
に変わりはなく自分は結構好きなので、たまに作ります。
辛子れんこんの歴史は江戸時代まで遡り、熊本藩主の病弱だった
細川忠利が蓮根を食べることを勧められて賄い方に調理させたの
が始まりと言われています。当時は門外不出の料理だったそうです
が、今ではすっかり熊本名物になっていますね。
 (3〜4人分)

 ・れんこん
 ・酢水

 ・粉辛子
 ・ぬるま湯
 ・味噌(できれば麦味噌)
 ・はちみつ
 ・揚げ油
[衣パート]
 ・天ぷら粉
 ・ターメリック(うこん)

150gくらい
れんこんがひたひた
になるくらい
小匙1
10g(小匙2)
40g
7g
適宜

30g+規定量の水
少々
1.  れんこんはよく洗って酢水で5分茹でます。
2. 粉辛子をぬるま湯で溶き、味噌とはちみつを加えてよく混ぜます。
3. 1.をれんこんの断面に盛り指や菜箸でぐいぐい押し込んで詰めていきます。反対側まで出てきたら余分な味噌を箸で削ぎます。
4. [衣パート]を合わせます。3.のれんこんにこれをたっぷりまぶします。
5. 170度に温めた揚げ油でれんこんを5分揚げればできあがり。
  
  • ツーンと鼻を直撃する辛さがたまりません。お酒がすすむすすむ。
  • うこんを使うのが薬膳っぽくて如何にも病人食っぽいですね。ただ、今の時代ではどう考えても病気がちの人が食べるのじゃなく酒飲みの食べ物のような気がするのですが^^;
  • れんこんの穴って、他の食材を詰めるのにもってこいなので他にも調味したミンチや魚のすり身などを詰めて揚げても楽しいですね。


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