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     雉焼き丼
 難易度:★★☆ 調理時間:15分

 

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老舗の焼鳥屋のタレ焼きってすっごく美味しかったりしますよね。
あの複雑な味が家でも出せたらなぁと思っちゃいます。
ネットをぐぐっているとこんな意見を見かけました。

『焼きとりのタレにレシピはない』

どういうことかというとベースになる調味料はすごくシンプルなので
す。一番簡単なのは濃口醤油、酒、味醂を1:1:1に混ぜたもの。
鶏肉をこれに潜らせて焼くだけ。
じゃあなぜあんな複雑な味になるかというと鶏肉から旨味をもらっ
てるからなのだそうです。来る日も来る日も毎日毎日、鶏肉を潜ら
せたタレは10年、20年かけてあの味に成長していくのだとか(もち
ろん放っておくとカビや腐敗の原因になりますからタレは閉店時に
火を通すといったケアをする必要があります)。

って、じゃあ永久に家であの味は再現できないじゃん。と嘆くのは
まだ早い。とっておきの卑怯な手があります。
お気に入りの焼鳥屋さんができたら、お持ち帰りを頼んでその時に
こういえば良いのです。

『あ、タレちょっと多めに入れておいてください』

ということで一瞬にして秘伝のタレゲット^^;。ま、多めにタレを入れ
てもらえるかどうかは偏にお店の人と仲良くなっているかにかかっ
ていますのでコミュニケーションに努めましょう^^

雉焼きは元々は名前の通り雉を焼いたもので足利時代から江戸期
にかけて最高のご馳走だったようです。その後、精進料理に取り込
む際に雉が豆腐に置換され、現代では鶏肉や魚などを味醂醤油で
焼いたものを指すようになっています。焼鳥屋さんのランチメニュー
でよく見かけますが、家で作る場合は焼鳥屋さんのでなくてもスー
パーのおまけのタレでもこのメニューはそこそこ美味しく作れます。
 (1人分)

 ・ご飯
 ・鶏もも肉(できれば親鳥)
 ・白葱
 ・(あれば)カイワレ大根
[調味料パート]
 ・濃口醤油
 ・酒
 ・味醂
 ・(あれば)スーパーなどの
  焼きとりのタレ

1膳分
120〜150g
15cmくらい
適宜

9g(大匙1/2)
7g(大匙1/2)
9g(大匙1/2)
1袋

1.  [調味料パート]をバットに合わせてよく混ぜます。鶏肉の皮にフォークで数カ所穴を開け日の通りをよくします。鶏肉を両面バットに付けてタレに潜らせます。白葱は3cmくらいに切ります。
2. フライパンを強火にかけて(サラダ油は不要)、鶏肉を皮目から先に30秒づつくらい焼きます。
3. 魚焼きのグリルで皮から先に鶏肉を炙ります。5分ほど焼いて焦げ目が付いたらひっくり返して更に5分焼きます。この間に白葱を2.のフライパンに入れて中火にかけ残っている鶏肉の油を吸わせるように転がしながら焼きます。焦げ目が付いたら火を止めます。
4. 丼にご飯を盛り、細切りにした鶏肉と白葱を盛付けて上から残っているタレをかけます。仕上げにカイワレ大根をトッピングすればできあがり。
  
  • 結構、美味しいっす。でもまだまだ改良の余地はある気がするなぁ。
  • 味も大事ですけどむしろ食感が決め手になるかも。表面がカリッと焼けていて中はジューシーというのが理想。親鳥は若鶏に比べて脂肪分が少ないので表面がカリッと仕上がりやすいかなと思っているのですが調理法にもひと工夫入りそうですね。
  • 白葱の代わりにししとうなどを添えるのも定番ですね。


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