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	キツネに包まれたミートサラダ 　難易度：★★☆ 調理時間：２５分		Tweet		(過去の『特集』情報） 「おせち料理特集(２０１３年バージョン)」  (過去の新着情報)   　姉妹サイト「Gの書斎」 　ツイッター 　携帯版「Ｇの食卓」 　携帯版「Ｇの書斎」   アフィリエイト・SEO対策
	「キツネにつままれた」ではありません。タイトルの表記は合って おります。 この料理の原典は、相川晶(ミステリー作家です)の「夜宴(アケラレ )」という長編ミステリーに出てくるお料理で、かなり曖昧に書かれて いたのですがそこから想像を膨らませて作ってみたのがこのメニュ ーです。 薄揚げを半分に切って切り口を開き、そこに鶏のミンチと種々の 野菜を炒めた物を詰め込んで口をし、パン粉をつけて揚げると いったお料理です。ウスターソースかタルタルソースで頂きます。 面白いのは、通常ミンチカツのように揚げ油に入れると分解して しまうような具材は何らかのつなぎを使ってまとめるものなのです が、薄揚げを袋に見立ててそこに一切合財詰め込んで揚げてしま うという発想。しかも、袋に見立てているのがすでに揚げものである 薄揚げを使ったこと。私見ですが、薄揚げは自分自身がしっかり 油分を保持しているので余分な揚げ油を吸わないように思います。 ちなみに、中に詰めるものは自由です。今回は合挽ミンチがあった ので、これと野菜たちで洋風の下味付けにしてみました。
	（４人分）
	[具材パート] 　　・薄揚げ 　　・合挽ミンチ 　　・あり合わせの野菜 [調味料パート] 　　・ケチャップ 　　・ウスターソース 　　・ブラックペッパー適宜 [その他パート] 　　・卵 　　・パン粉 　　・スパゲティ	2枚 100g 玉ねぎ、セロリ、ピー マン、人参、しめじ、 ミョウガ、にんにくを 使ってみました。 15g(大匙1) 18g(大匙1) 1個 適宜 1本
	1.  薄揚げを半分に切って、切り口を開き指を突っ込んで枕カバーをひっくり返す要領で裏表反対にします(写真下)。 2. [具材パート]をみじんに切って炒め、[調味料パート]を合わせて下味をつけます。 3. ２．を１．にたっぷり詰めて口を1/4に折ったスパゲティーで止めます(爪楊枝でも良いのですが、スパゲティーなら全部食べられます)(写真中)。 4. ３．をとき卵にくぐらせてパン粉をつけ、１８０度くらいの中温で３分ほど揚げればできあがり。
	ウスターソースかタルタルソースで食べるのがお薦めです。タルタルソースは市販のものでもいいですが、せっかく卵が残っているのでフライパンで薄く焼いて、マヨネーズ、玉ねぎ、キュウリのピクルス、ブラックペッパで和えて自作すると合理的です。 本当は、このレシピのようなミートサラダ系ではなくポテトサラダを詰めようと思ったのですが、今晩の献立の組み立ての都合上こうなってしまいました。 相川晶の「夜宴」は、美少女探偵「根津愛（ねつあい）」(←むちゃくちゃ、ベタなネーミング)が登場するシリーズの一作です。博識で生意気なところも多々あるけれど、結構可愛いところもあるこの探偵役の女子高生を好きになれるかどうかでこのシリーズを読む気になるかどうかが決まる気がします (自分はここに書いてるくらいですからほぼ全部読みました^^;)。 　読者の好き嫌いがわりとはっきり分かれる作品群ですが、ミステリーとしては直球勝負の本格派なので興味のある方はご一読あれ。

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