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     小海老のカクテルサラダ
 難易度:★★☆ 調理時間:10分


 

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食事の本質は生命維持のための栄養摂取です。言ってしまえば
カロリーメイトであれサプリメントであれそれで栄養が足りているの
であればごく短時間で食事を済ませてしまえる合理的な食事法と
言えます。
ただ、それでは物足りないという人が調理という技法を発明しまし
た。長い長い歴史を経て調理は進化し続けきました。それは「より
良い味」の追求と言い換えることができると思います。
けれど、調理だけでは飽き足らない人が登場しました。彼(彼女)が
提唱したのは「料理は見た目も美しくあるべき」という発想。盛り付
け技術の発明です。
確かに日常の食事ならまだしも、ハレの日の食事、特別な日の
食事に出される料理はビジュアルも楽しみたいですよね。そんな
盛り付けの技法にはいくつかの構成要素があります。
盛り付ける器
食材の形(成形が容易なものとそうでないもの。固形物か液状
  物かといったこと)
食材の色
これらの構成要素を一つ一つ正確に把握して全体としてのビジュ
アルを想像し実際に組み上げる、そんな楽しみが盛り付けにはあり
ます。
で、2016年クリスマス。盛り付けにもちょっと工夫を凝らしたサラダ
を作ってみました。
 
(1人分:盛り付けはカクテルグラスを使います)

 ・ボイル小海老
 ・玉ねぎ
 ・人参
 ・ピーマン
[ドレッシングパート]
 ・マヨネーズ
 ・ヨーグルト
 ・トマトケチャップ
 ・ウスターソース
 ・タバスコ
[トッピングパート]
 ・カテージチーズ
 ・カイワレ大根
 ・ブラックペッパー
 ・ピンクペッパー

数尾
1/8個
スライス1枚分
半個

18g(大匙1.5)
10g(小匙2)
5g(小匙1)
3g(小匙1/2)
数滴

適宜
ひとつまみ
少々
数粒
1.  野菜類はみじん切りにします。小海老は1cm角に切ります。
2. 1.と[ドレッシングパート]を合わせてよく混ぜます。
3. 2.をカクテルグラスの2/3くらいまで隙間なく埋めるように盛り付けます。
4. 3.にカイワレ大根を差してカテージチーズで3.のサラダの上面を覆います。ブラックペッパーを軽く振りピンクペッパーを散らせばできあがり。冷蔵庫でよく冷やして戴きましょう。
  
  • ビジュアルも楽しむクリスマス向けの料理です。オレンジ色のドレッシングで和えたサラダが台地。カテージチーズを雪に見立てています。カイワレ大根は春の息吹のイメージ。寒い冬のさなかにあって雪解けを待ち望むといった趣向です。
  • 器はカクテルグラスがお薦めですがなければ、透明な丸いボウルを使ってみて下さい。ポイントはカテージチーズの下の層が透けて見えることです。
  • 見た目だけじゃなくこのドレッシングも侮れませんよ。強い酸味にケチャップの甘みが加わってカテージチーズとよく合います。ぜひ、混ぜ混ぜしながら食べて下さい。
  • 陰の立役者はタバスコ。体の中からホットにしてくれて寒い夜にちょっとあったかくなれる不思議なサラダに仕上げてくれています。


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