小松菜とうすあげの炒め煮 難易度:★★☆ 調理時間:20分 |
Tweet |
|
|||||||||||
「料理の基本がなってない」 江戸の小料理屋を舞台にした時代小説『みをつくし料理帖』の中で ヒロイン澪が小松原という浪人に指摘された手厳しいセリフです。 実は小松原様は膳奉行と呼ばれる将軍に出される食事一切を 取り仕切る偉い役人なのですが、遠山の金さんみたいに身分を 隠して浪人姿で町をうろつく変わった人なのです^^; 料理の基本とは何か? 考え抜いた挙句、「出汁」であることに澪は気付きます。和食の 極意は調理法や調味の仕方ではなく、どんな食材でどうやって 出汁をひくかということ。出汁が決まらなければ味が決まらない。 そのことに澪は気付くのです。 確かに魚を煮る場合は風味がでしゃばらないようにさっとかつお節 をくぐらせたような出汁が合いますし、野菜の煮物などにはうんと 濃く引いた出汁が料理を引き立たせてくれます。 それ以前の話として、煮物を作るのにきちんと出汁を引いて煮る のとただの水で煮るのでは雲泥の差が出ます。日本食に興味が ある外国の方には特に知ってほしい日本の食文化の一つだと思う んですよね。 てなことを考えながら、小松菜を煮付けました。 |
|||||||||||||
(2人分) | |||||||||||||
・小松菜 ・うす揚げ ・サラダ油 [調味料パート] ・だし汁(濃いめに引いた カツオ出汁) ・濃口醤油 ・味醂 ・酒 ・砂糖 |
1束 半丁 少々 100g(1/2カップ) 18g(大匙1) 9g(大匙1/2) 7g(大匙1/2) 2g |
||||||||||||
|
|||||||||||||
|
本サイトの著作権は全てサイトマスターに帰属します。本サイトの転記は、ご遠慮願います。