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     クスクス
 難易度:★★☆ 調理時間:20分

 

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休日出勤のついでに大阪の天満(「てんま」と読みます)で買って
きたクスクスを使ってみました。

クスクスは粗引きのデュラム小麦に水を含ませて作った直径1mm
くらいの粒粒(写真左)で、見方によっては世界最小のパスタと言え
ます。元々、地中海に面した北アフリカのチュニジアや地中海を
挟んだシチリアが発祥の伝統的な食材(料理?)だったのですが、
今ではフランスや中東でも食べられるようになってるみたいです。
日本でも少しずつ知名度が上がってきて、クスクス料理を出すレス
トランや、置いている輸入食材屋も増えてきてます。
ま、近頃は食べてみたいなと思えば簡単にネットで買えてしまうの
で、苦労して置いてある店を捜し歩く必要もなく、たいした時代に
なったもんだと思ったりしますが^^

食べ方は同量の熱湯と少量のオリーブオイル、塩を加えてお米
みたいに蒸らしたり、本格的に蒸したりする方法が基本です(スパ
ゲティの袋に茹で時間が書いてあるのと同じで、普通、クスクスの
箱に蒸らし方などが書いてます)。面白いことに、本場チュニジアで
も働く女性が増えて料理に時間が取れなくなって、最近は電子レン
ジが大流行りなんだそうです。
お手軽にチンって蒸しちゃってるみたいですね。チュニジアのおば
あちゃんが「近頃の若い娘は...」なんて、嘆く声が聞こえてきそう
です^^;

ということで、今日はごくオーソドックスな調理法として蒸らしたクス
クスに鶏肉を使ったトマトソースを合わせてみました。
 (2人分)

[食材パート]
 ・鶏手羽元
 ・トマト
 ・人参
 ・ズッキーニ
 ・玉ねぎ
 ・大豆の水煮



 ・にんにく
 ・水
[調味料パート]
 ・塩
 ・チリパウダー
  →本式は唐辛子をベースに
   作られたハリッサと呼ばれ
   るペーストが使われます。
   が、なかったので代用
 ・コリアンダーパウダー
 ・クミンシード又はクミンパウダ
   ー
 ・ガラムマサラ
[クスクスパート]
 ・クスクス
 ・水
 ・オリーブオイル
 ・塩


4本
1個
1/2本
1/2本
1/4個
一袋(このみでひよこ
 豆、レッドキドニーな
 どなければないで
 OKです)
ひとかけ
約500g(2.5カップ)

3g(小匙1/2)
小匙1/2




小匙1/2
小匙1/2

小匙1/2

100g〜120g
クスクスと同量
5g(小匙1強)
2g(小匙1/3)
1.  トマトをざく切りにして、鍋に入れ弱火で煮つぶして水分を飛ばしピュレ状態にします(約15分)。
 →自分は面倒なので皮ごと使っちゃいますが、気になる人は湯むきして下さい。
2. 人参、ズッキーニは1cm角に、玉ねぎは1cm幅の細切りに、にんにくはみじん切りにします。
3. フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、匂いが立ったら鶏手羽元を入れて軽く焼き目がつくまで炒めます。ここに2.の野菜を入れて軽く炒めます(1分くらい)。
4. 3.を1.の鍋に入れ、[調味料パート]を加えて又軽く炒めます(1分くらい)。具材ひたひたくらいまで水を加え、ひと煮立ちさせたら弱火にし、蓋をして45分煮込みます(結構、ヒマなので何かほかごとをしていて下さい)。
5. 4.の蓋を開け、大豆を加えて中火で水分を飛ばしながら15分煮ます。
6. 5.のタイムアップとタイミングを合わせてクスクスの準備をします。今回購入した箱には水、オリーブオイル、塩を合わせて沸騰させ、これにクスクスを加えて蓋をし、2分蒸らすと書いてあったのでその手順で作っています。作る際は箱の記載内容を確認してください。
7. お皿にクスクスを盛り、その脇にカレーのルウを盛り付けるように5.を盛ったらできあがり。
  
  • クスクスはちょっと穀物独特のクセのある匂いがします。この匂いが好き嫌いを分けてしまうところかも。自分的には最初戸惑いはあったけど、慣れたら平気という感じでした。
  • 今回、かなり香りのたつ香辛料を使ったので、クスクスの匂いは相殺されて気になりませんでした。で、予想外にソースと合って、おいしい。骨付きの手羽元を使ってしっかり出汁が取れてるのも正解。
  • が、思いのほかお腹が膨らみます。今日は、一人で100g食べたのですが、最後はちょっとしんどかったかな。最初は、少なめでチャレンジして、慣れたら多めにするのがお薦めです。
  • バリエーションとして、パスタで思いつけるような料理はクスクスでもたいていできます。それ以外にサラダに混ぜる食べ方もあるみたいで、バリエーションは多いです。
  • ふぅ、久しぶりにランチから料理らしい料理を作りました。


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