茄子とひき肉の甘辛炒め 難易度:★★☆ 調理時間:10分 |
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数年前、産経新聞とエースコックがコラボして『大阪ラーメン部』と いうのが結成されました。 「如何にも大阪らしいカップ麺を作る」という企画だったのですが、 コンセプトに掲げられたのが「甘辛」と「始末」。甘辛はわかるとして 始末は地元民でないとちょっと分かりづらいかも。 「あの人は始末な人やから」といった使い方をするのですが、元々 の意味は工夫を凝らして食材を無駄なく使う(捨てるところがないよ うにする)というニュアンスなのですが、転じて倹約家を指す言葉と しても使われます。誤解してはいけないのは、ケチという意味では ないんですね。あくまでも、あるものを上手に使うことで倹約を凝ら すというポジティブな意味です。 このコンセプトに基づいて地物の堺の玉葱や具として入っている チャーシューのたれをスープに加えたりしていてなかなか美味で した。 今日の料理では油と相性の良い茄子と脂身のやや多い豚のひき 肉をチョイスしています。これも一種の始末と言えるかもしれま せん。健康志向の昨今、脂身は嫌われがちですが豚の脂身って 結構甘いんですよね。これを茄子に吸わせることで料理全体は 脂っぽくなく、そのくせ砂糖だけでは出せない深みある甘辛を実現 しています。 |
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(2人分) | |||||||||||||
・茄子 ・豚ミンチ(赤身じゃないやつ) ・ごま油 ・水溶き片栗 ・オイスターソース [薬味パート] ・刻み葱 ・刻み生姜 ・刻みにんにく [調味料パート] ・濃口醤油 ・砂糖 ・酒 ・味醂 |
1本 50g 4g(小匙1) 3g分(小匙1分) 6g(小匙1) 少々 ひとかけ分 ひとかけ分 18g(大匙1) 6g(小匙2) 10g(小匙2) 12g(小匙2) |
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