TOP >> Gのレシピ集 >> ご飯もの >> 生ハムの手まり寿司
            

     生ハムの手まり寿司
難易度:★★☆ 調理時間:3分


 

このエントリーをはてなブックマークに追加
 (過去の『特集』情報
「おせち料理特集(2013年バージョン)」
 (過去の新着情報)
 
 姉妹サイト「Gの書斎」
 ツイッター
 携帯版「Gの食卓」
 携帯版「Gの書斎」
 
アフィリエイト・SEO対策
 
 
今更ですが回転寿司屋のメニューの多様さには素直に驚かされま
す。 握り寿司や軍艦巻きだけでなくお肉が載っていたりスイー
ツが回っていたりはたまたラーメンが注文できたり。 「あんな
ものは寿司じゃねぇ」 なんておっしゃる通の方もいらっしゃる
んじゃないかなと想像します。 けどね、だったらお寿司ってど
ういう料理でしょう? と突き詰めたくなります。 少なくとも
江戸時代に屋台で売られていたお寿司と今のお寿司は全くの別物
です。江戸時代の寿司はファストフード。ハンバーガー感覚でち
ょちょっとつまんでパッとお金を払って去っていくというスタイ
ルでした。冷蔵庫のない時代ですから生魚は扱いにくく、なれ鮨
やヅケが主流だったと聞きます。 けどたぶん、「あんなものは
……」と言っている人が指すお寿司はそれのことではないでしょ
う。 昭和16年に銀座で登場した軍艦巻きも当初は「あんなも
のは寿司じゃねぇ」と言われたそうです。 そういえば、美味し
んぼのなかでも「最近は手巻き寿司がもてはやされているが、巻
物はきちんとすのこで巻かなくっちゃ」みたいなことを言ってい
る回があった気がします。カリフォルニアロールがアメリカで生
まれた時も「アボカドなんぞ巻きやがって」という意見がありま
した。 けどね、それらはやっぱり全部お寿司だと思うのです。
お寿司の進化系。何もお寿司に限ったことではありませんが長い
歴史を持つ料理はその時代背景に合わせて変化していって当たり
前だと思うのです。100年後の寿司屋を覗くことがあれば僕ら
はきっと目を丸くするでしょう。 「なんじゃこら」ってね^^
ということで、こんなお寿司を作ってみました。肉寿司の1種
ですがこれはこれでありだと思うのですよ。
 (2人分)

 ・ご飯
 ・生ハム
[調味料パート]
 ・レモン果汁
 ・砂糖
 ・塩
 ・粗挽きブラックペッパー
 ・クミン

1膳分(約200g)
6枚

15g(大匙1)
3g(小匙1)
ひとつまみ
少々
少々
1.  ご飯と[調味料パート]を合わせてしゃもじでよく混ぜます。これを6等分して丸めます。
2. 生ハムを縦半分に切ってまな板の上で十字に並べます。十字の交点にご飯を載せて生ハムで包むように巻けばできあがり。
  
  • 生ハムの塩気にレモンを使ったすし酢の甘酸っぱい風味が良く合います。こんなのお寿司じゃないという向きもあるでしょうが、美味しければ良いじゃんと僕は思うのです。
  • 風味を支える名脇役はスパイス。レモンと砂糖だけではちょっとぼんやりした味になるところにピリッとしたアクセントを添えてくれます。このレシピではブラックペッパーとクミンを使いましたがいろいろ試してみてください。
  • 発展形として握り寿司風に握ってローストビーフや叉焼を載せるなんてのも楽しそうですよ。


本サイトの著作権は全てサイトマスターに帰属します。本サイトの転記は、ご遠慮願います。

inserted by FC2 system inserted by FC2 system