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     鯖バーグ
 難易度:★★☆ 調理時間:15分


 

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ナポレオンが戦争をしなければ瓶詰めも缶詰も発明されなかった
……かも。
長期の遠征に必要不可欠なのは食料の確保。現地調達できるとは
限らないので携行できて日持ちのする調理法、保存法の開発は
急務でした。で、ナポレオンは食料を保存する方法のアイデアに
懸賞をかけるのですがそのグランプリに輝いたのが瓶詰めでした。
ところが、瓶は重いし割れやすい(割れると結構悲惨)。で、瓶詰め
の発展形として発明されたのが缶詰だったのです。面白いのは
缶切りの発明って缶詰誕生より数十年あとなんですよね。それま
では缶の蓋をはんだ付けし、開ける時は火であぶってハンダを
溶かしていたという(なんか食べたくない)。
それからおよそ200年後、21世紀の今はリングを引っ張ってパッ
カンって開くイージーオープンが主流になってきたので缶切りの
使い方を知らない人がまた増えて来ている気はします。これも時代
の流れかな。
今どきの缶詰はバラエティーに富んでいておよそ思いつく限りの
お惣菜は缶詰にもなっています。惣菜缶はそのまま食べても美味
しいのですが、今日の料理のように一手間かけるとボリューム満点
の主菜に変身させることもできますよ。
 (2人分)

 ・さば味噌缶
 ・玉ねぎ
 ・サラダ油
 ・刻みネギ
[つなぎパート]
 ・パン粉
 ・卵
 ・牛乳
[ソースパート]
 ・サバ缶の煮汁
 ・水
 ・水溶き片栗粉

1個
1/4個
少々
少々

20g
1個
10g

あるだけ
30g(大匙2)
3g分
1.  玉ねぎはみじん切りにしてフライパンで軽く炒めボウルに入れます。これに煮汁を切った鯖を加えます(煮汁は[ソースパート]に転用)。
2. 1.に[つなぎパート]を加えて鯖の身をほぐしながらよく混ぜます。これを2つに分けて円盤型に成形し、両手でキャッチボールしながら空気を抜きます。
3. フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ2.を加えてハンバーグの要領で両面こんがりと焼き色が付くまで焼きます。これを皿に取ります。
4. 3.のフライパンに[ソースパート]の水溶き片栗粉以外を入れてひと煮立ちさせます。これに水溶き片栗粉を加えてとろみをつければソースの完成。3.のハンバーグに回しがけて刻みネギを散らせばできあがりです。
  
  • 味は想定範囲内、さば味噌の味がします(当たり前か)。けど、ボリュームと食感が段違い。小さな缶詰が二人分の主菜に化けるさまは圧巻です。
  • 調味料は一切不要です。缶詰はそのまま食べても十分美味しいだけの味が付いていますのでそれ以上足すと塩分過多になります。
  • スパイスは使っていませんが中華の五香粉など使っても面白いかも。
  • 鯖の煮物缶はひき肉の代用になります。これに限らずひき肉を使う料理にアレンジするといろいろおもしろいものが作れると思いますよ。


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