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     里芋の黒ごまあんかけ
 難易度:★★☆ 調理時間:20分


 

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江戸の料理屋を舞台にした人情話『みをつくし料理帖』にハマっ
ています。
ストーリーもさることながら登場する料理の美味しそうなこと。そし
て、お肉を食べなかった時代の食はなんと豊かだったんだろうと
しみじみ感じます。
我々の祖先は四季折々の野菜や魚の持つ素材の特性を十二分に
活かす術を苦労して編み出していたんですね。
この料理もそんな先人の知恵を感じさせる一品です。黒胡麻で
作った餡で芋の煮っ転がしをご馳走に変えてしまうなんて、ほんと
脱帽です。
江戸の料理人達に感謝しながら美味しく戴きました。
 (2〜3人分)

 ・里芋
[煮汁パート]
 ・だし汁
 ・濃口醤油
 ・味醂
 ・酒
[餡パート]
 ・黒胡麻
 ・だし汁
 ・砂糖
 ・味醂
 ・濃口醤油
 ・水溶き葛

3〜4個

200g(1カップ)
9g(大匙1/2)
9g(大匙1/2)
7g(大匙1/2)

15g
50g
4g(大匙1/2)
9g(大匙1/2)
(小匙1)
吉野葛6g+水少々
1.  里芋は皮を剥いて食べやすい大きさに切り、10分下茹でをします(できれば米のとぎ汁で下茹でして下さい)。
2. {煮汁パート]を鍋に合わせてひと煮立ちさせ1.を加えて再度煮立たせてから弱火にし10分間煮含めます。
3. 1.〜2.をやっている間に黒胡麻をすり鉢で擦ります。
すり鉢がなければ風味が落ちますが擦り胡麻を使って下さい。
4. 3.を[餡パート]の水溶き葛以外で伸ばしてひと煮立ちさせます。これに水溶き葛を数回に分けて加えて硬めにとろみを付けます。
5. 里芋を小鉢に盛り付け餡をかければできあがり。
  
  • ほんのり甘くて黒胡麻の香ばしい風味が利いた餡が最高。ただの芋の煮物が料理屋に出てくるようなご馳走に変身します。
  • 胡麻は丁寧に擦って下さい。お金をかけない分、手間暇をかけるのがこの料理のポイントです。
  • [煮汁パート]と[餡パート]でだし汁を使いますのでトータル300ccほど出汁を一度に引いて分けて使って下さい。


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