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     シュニッツェル
 難易度:★★☆ 調理時間:15分


 

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パッと見、豚カツ? と思ってしまいそうですがカツレツ
です。豚カツは洋食のカツレツを日本人ウケするように考案
された食べ物で似ているけど別物なんですよね。どこが違う
かというと、まずカツレツは主として牛肉を使うことが多い
のに対して豚カツは豚肉を使う。カツレツは多めの油(又は
バター)で焼くのに対して豚カツは天麩羅のように揚げる。
この天麩羅のように揚げるという調理法が日本人には
ウケて、明治時代に豚カツは人気を博したようです。
その後、丼物の具材にしたかつ丼、カレーに加えたカツ
カレーと如何にも日本人が好きそうな食べ方が考案されて
豚カツはすっかり日常生活に浸透していきました。そう
言えば、昭和初期、洋食や中華に押されて低迷していた
日本蕎麦屋さんが起死回生策として豚カツを売りに出し
たら「蕎麦屋で手軽に食べられる洋食」として大人気に
なったとか。やっぱり、あの頃の洋食屋さんは正装して
出かけるようなちょっと敷居の高い店だったのかな。とま
れ、今でも日本蕎麦屋のメニューに豚カツがある店をちら
ほら見かけるのは当時の名残かもしれません。
一方、本家のシュニッツェルは17〜18世紀にオースト
リアで考案された料理で当時はおめでたい席の祝い料理
だったとか。衣に金粉を混ぜることもあったそうです
(無意味だなぁ)。元々は子牛肉を使っていたのが、そのうち
豚でも鶏でもなんでもありと変わっていき、今ではファスト
フードの店までできる人気料理なのだそうです。たまの
週末、シュニッツェルを頬張りながらドイツの街角に立って
いる気分を味わうのも悪くないですよ〜^^
 (1人分)

 ・豚ロース(トンカツ用)
 ・薄力粉
 ・塩、ブラックペッパー
 ・卵
 ・サラダ油
[衣パート]
 ・パン粉
 ・パルメザンチーズ
 ・ドライパセリ
 ・ガーリックパウダー

1枚
少々
少々
1個
36g(大匙3)

適宜
適宜
適宜
少々
1.  豚肉を麺棒かすりこぎで叩いて薄く伸ばします。[衣パート]平皿に合わせてよく混ぜておきます。卵はよく溶きほぐしておきます。
2. 豚肉に塩、ブラックペッパーを振って薄力粉を薄くまぶし、卵をくぐらせて[衣パート]を両面しっかり付けます。
3. フライパンにサラダ油大匙3を加えて中火にかけます。1分ほど加熱したら2.を加えて両面こんがり焼けばできあがり。
  
  • 味はトンカツに近いですが、衣にいろいろ仕込んでいるので風味が良いです。油っぽくなくサクサクしている食感も楽しい。
  • 肉を叩いて薄く伸ばすのはシュニッツェルの流儀のようです。ネットで見かけるレシピにもわらじのように巨大^^; なんてあおり言葉が書かれているものをちらほら見かけます。
  • 付け合わせはキャベツの漬物、ザワークラウトが定番。ぜひ、一緒に作ってドイツ気分を盛り上げて下さいな。


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