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     白魚丼
 難易度:★☆☆ 調理時間:5分


 

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宮部みゆきは現代物も時代物も書き分ける器用な作家です。彼女
の初期の江戸物短編集「初ものがたり」は主人公の茂七親分を
高橋英樹さんが演じてNHKのドラマになりましたので記憶されて
いる方も多いのではないでしょうか?
その中の一話に「白魚の目」というお話があります。茂七親分は
春先に獲れたての白魚に酢をかけてつるつるっと食べるのが大好
物。ところが、子分の糸吉は白魚が食べられないと言います。生き
物を喰っているという実感が生々し過ぎて好きになれない。あの
小さな黒い点々のような目で見つめられると箸をつける事ができ
ないと。
それを聞いて親分は「馬鹿野郎あれは生き物を喰ってるんじゃねぇ
。春を喰ってるんだ」と笑うのですが...

生食用の白魚が安かったので買って参りました。握るのは技術的
にちょっと難しいかもと思い、丼のスタイルにして、香味野菜いろ
いろを加えてさっぱりした味わいに仕上げています。で、自分も
糸吉みたいに白魚の目を見た途端食べられなくなったらどうしよう
とか思っていたのですが、その目を見た途端に思ったことは「早く
食べなきゃ白魚がぬるくなる」でした^^;
根が薄情にできてるんでしょうね(つか、食い意地張り過ぎ)。
ちなみに、宮部みゆきの「白魚の目」はかなり後味が悪いので
お薦めです^^;
 (1人分)

 ・すし飯
 ・白魚
 ・ポン酢
[香味野菜パート]
 ・白ねぎ(白いところ)
 ・大葉
 ・三つ葉
 ・生姜
 ・茗荷

1膳分
適宜
12g(小匙2)

3cmくらい
1枚
半束
ひとかけ
半本
1.  [香味野菜パート]を微塵切りにしてすし飯によく混ぜ込みます。
2. 白魚をこんもり載せてポン酢をかければできあがり。
  
  • すっごくさっぱりして美味しいです。白魚は冷蔵庫でよく冷やしてぬるくならないうちに戴きましょう。
  • このすし飯&香味野菜は他のお刺身でも結構楽しめそうです。変わったところでは炙ったささみなどもいけそう。


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