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鯛の冷汁
難易度:★★☆ 調理時間:60分 |
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冷汁(ひやじる)は宮崎県のが知名度高い気がするのですが、埼玉
(うどんや素麺にかける料理)や山形(どちらかというと夏野菜の
おひたし)にも同じ名前の別の料理があったりします。
さらにちなみに、埼玉の場合は「ひやしる」と濁らないのだそうで、
別名「つったて」とも呼ばれるそうで、埼玉のみならず、群馬、栃木
と北関東の広い領域で食べられるものらしいです。
今回のレシピは宮崎バージョンをそうめんにかけて、埼玉風にして
みましたという折衷レシピです。本格的なものは魚をすり鉢で擂っ
たり、それをコンロの火(もしくはバーナー)で炙ったりと結構めんど
くさいのですが、如何にして手順を単純化するかに拘って作って
みました。
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(2人分) |
・鯛のアラ
・水
・麦味噌(なければ同量の
白味噌)
・すりごま
・白ネギ
・茗荷
・キュウリ(今回はなかったの
でパス)
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半身
700g(3.5カップ)
40g(大匙2強)
たっぷり目
5cmくらい
1本
1本
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1. |
天板にケーキクーラー(網)を置き、鯛のアラを載せて230度に余熱したオーブンで15分焼きます。 |
2. |
身をほぐして、ミキサーに放り込みます。手で豪快にほぐすのがめんどくさくなくて良い気がします。残った骨を鍋に入れ、水700ccを注いで蓋をせず強火でひと煮立ちさせます。火を弱火にして、そのまま蓋をせず10分煮込み、ざるで濾してボウルに移し、(鍋蓋などで)蓋をして冷まします。(ボウルを氷水を張ったバットにつけると速く冷めます) |
3. |
2.をやっている間にオーブントースターの天板にアルミホイルを敷き味噌を載せて、ヘラなどで薄く伸ばします。これをオーブントースターの弱で5分焼き、余熱で5分放置して軽く焦がします(ちょっと焦がし過ぎた) |
4. |
ダシ汁が冷めたら2.のミキサーに入れます。さらに3.の味噌とすりゴマを加えて、軽く粉砕。 |
5. |
4.をボウルに移し、冷蔵庫でしっかり冷やします。白ネギとキュウリは輪切りに、茗荷は薄切りにします。冷汁をそうめんにたっぷりかけ、白ネギ、キュウリ、茗荷をトッピングすればできあがり。 |
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- 濃厚なんですが素朴な味です。鮮烈さはないけど飽きがこないですね。ただ、味は少し薄め。味噌をもう少し使っても良いかも。
- 工程2.で冷ます時間がもったいない方はミキサーに氷をたっぷり目に入れて上から注ぐと適度に冷えます。
- 魚も味噌も焼いているところがポイント。香ばしくて美味しさUPしてると思います。
- 魚は鯛だと高級感が出ますが、鯵のひらきなどでやるのが一般的なようです。これも美味しそうですね。
- 正調、宮崎バージョン冷汁はごはんや麦めしにかけて食べるそうです。食欲が減退する季節にはもってこいかもですね。
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