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     たぬきむすび
 難易度:★★☆ 調理時間:5分


 

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わりと知られた話かもしれませんが、関東と関西では「きつね」、
「たぬき」の冠が付く麺類の実態が異なります。関東はうどんでも
蕎麦でも揚げが載っていると「きつね」、天ぷらが載っていると「た
ぬき」と呼びます。関西では揚げをうどんに載せると「きつねうどん
」、揚げを蕎麦に載せると「たぬき蕎麦」と呼びます(関西にきつね
蕎麦やたぬきうどんという名前の麺類はありません)。あーややこ
しい。
僕は関西生まれの関西育ちなので当然後者が当たり前……の
はずなのですが、なぜかきつね=揚げの載った麺類、たぬき=
天ぷらの載った麺類という関東風の発想が身についてしまって
います。こうなったのはとある人物の言動が原因だと思っており
ます。彼がコマーシャルで

「戦車がこわくて、赤いきつねが食えるか!」

なんて言うのを聞いて育ったからこうなっちゃったのです。恐るべ
し、武田鉄矢^^;
たぬきにぎりはわりと最近考案された料理だと思うのですが、メイン
の具材が天つゆを沁ませた天かすなのが特徴です。そこから、
関東風に「天かす→天ぷら→たぬき」と連想してこの名前がついた
んでしょうね。ちなみに、関西では天かすの載ったうどんは「ハイカ
ラうどん」と呼びます(もう勝手にしてって感じですが)。なので、関西
風に今日の料理を命名すると「ハイカラむすび」なんでしょうね。
 (2個分)

 ・ご飯
 ・塩
 ・天かす
 ・めんつゆ
 ・刻みネギ

1膳分
適宜
適宜
小匙1〜2
適宜
1.  深めの器に天かすを入れてめんつゆを振りかけふやかします。
2. 丼にご飯、1.刻みネギを入れてしゃもじでよく混ぜます。
3. 手を水で濡らして塩をまぶし2.をおにぎりに握ればできあがり。
  
  • 塩むすびの変形ですが、天ぷらの香ばしさが鼻をくすぐって食欲が増します。適当な具材がないけどただの塩むすびではちょっと寂しいという時にはお薦め。
  • このレシピの具材は基本形です、お好みで香の物やほぐした鮭など入れても良し。海苔を巻いてももちろん良し。
  • 全ての料理の基本ですが特に直に食材を手で扱いますので手をよく洗ってから握りましょう。料理の基本は手洗いです。
  • ラップでご飯を包んで直に手が触れないようにして握る裏技などネットでも見かけますが、直握りの方が断然美味しいです。力の加減がし易いからかな。


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