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     スペイン風トマトサラダ・ピリニャカ
 難易度:★☆☆ 調理時間:5分

 

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「ところ変われば、品変わる」というとなんとも陳腐ですけど、食べ
物でも他の物でもありがちな話ですね。
中国で「香菜」と呼ばれる香草は、タイでは「パクチー」、ベトナムで
は「ザウムイ」、中南米では「シラントロ」、ポルトガルでは「コエント
ロ」、洋食だと「コリアンダー」と呼ばれます。同じものを指して違う
名前が付くのは国が違えば当たり前ですが、同じ食材であっても
土地土地で使い方が微妙に違うのも当たり前。その土地の特産品
、気候風土に合わせて調理法はびみょーにあるいは全然変わって
くみたいです。理屈では分かっていても、実際に出会うと「そっか、
そういう食べ方もありか」と新鮮な気分になったりします^^

今回のネタの「ピリニャカ」はスペイン風と書いていますが全国区で
はなく、カディス県(スペイン南部、西ヨーロッパ大陸の最南端)特有
のものだそうです。レシピを見ていると使われる野菜や切り方は
インド料理の「カチュンバル」というサラダにそっくりです。
でも、味付けの仕方は違っていて、ピリニャカはドレッシングの酢に
バルサミコを使うので甘めです。カチュンバルはドレッシング(と、
インドでもいうのかなぁ。知らない)に油を使いません。酸味はライム
かレモンといった果汁を使います。

もしかしたら、和食としてポピュラーなお料理も世界のどこかで
別の名前で存在してるかもしれませんね(全然、別モノになってたり
して)。いつか探してみよっかな。
 (4人分)

[具材パート](厳密な分量ではないのであるだけでOK)
 ・トマト
 ・ピーマン
 ・玉ねぎ
[調味料パート]
 ・バルサミコ酢
 ・EXバージンオリーブオイル
 ・塩



3個
1〜2個
1/2個

15g(大匙1)
12g(大匙1)
少々
1.  野菜は1cm未満の角切りにして(みじん切りでもOK)。これをサラダボウルに盛ります。調味料パートのうち塩を先に合わせ、残りの酢と油は予め合わせておいてから和えます。冷蔵庫で冷やせばできあがり。
  
  • バルサミコ酢は、ちょっと高めではありますが目を剥くほどの値段ではありません。ほんのり甘めの味がしてちょっと変わったドレッシングが作れます。熱を加えると甘味が増す特性があって、肉料理のソースにもよく使われます。常備していて損のない調味料ですのでお勧め。ちなみに我が家のは、変なおじさんの顔が書かれたこんな瓶です。
  • ドレッシングを作るとき「酢はけちけちと、油はたっぷり、塩は賢く使え」と何かの本で読みました。でも、この「塩は賢く」が結構曲者で、量がほんの少し違っただけで塩っ辛くて食べられなくなったり、全然物足りなかったりします。ここは慎重に味を見ながら加えて下さい(って、自分がどんくさいだけか)。
  • 野菜に対して調味料の分量が少ないように見えますが、全然十分です。
  • ピーマンや玉ねぎも、生ですので子供にはちょっと苦手かも作る前に家族への事前リサーチを行うことをお勧めします。


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