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     腰果鶏丁(ヤオグオジーディン)ノンフライ版
 難易度:★★☆ 調理時間:15分


 

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日本では鶏肉のカシュナッツ炒めと呼ばれる料理です。
ちょっと意外かもですが、中国ではナッツ類を料理に使うことが
結構あります。メジャーなところでは松の実やかぼちゃの種などで
すかね。中華料理は医食同源を旨としていますので木の実を一緒
に食べることにも東洋医学的な根拠があるのだと思います。

で、今日の料理ですが、実は2つのレシピがあります。1つは伝統
的な手法で鶏肉を炒めたもの、もう1つはアメリカで生み出された
鶏肉を揚げて作るものです。後者を生み出したのは第二次世界
大戦の頃にアメリカに移民したデヴィッド・リョンという中国の料理
人。彼は自分の料理がアメリカではなかなか受け入れられなくて
苦労したそうです。試行錯誤の末、土地の人(ミシガン州スプリング
フィールド)がフライドチキンを好むことに着目。揚げ鶏でこの料理
を作る手法を思いついたとか。結果、彼の狙いは大当たりでこの
料理はスプリングフィールドの名物料理とまで言われるようになっ
たそうです。

以前、スプリングフィールド版のレシピを揚げたことがあるので
今日は伝統的な中国式の方。揚げない鶏肉のカシュナッツ炒めの
レシピを書きますね。
 (2人分)

 ・鶏もも肉
 ・カシュナッツ
 ・サラダ油
 ・鷹の爪
 ・生姜
 ・青ネギ
 ・水溶き片栗粉
[下味パート]
 ・塩
 ・酒
 ・濃口醤油
 ・卵
 ・片栗粉
[調味料パート]
 ・砂糖
 ・酒
 ・酢
 ・濃口醤油
 ・鶏ガラスープの素
 ・水

1枚
100g
少々
半本
スライス1枚
10cm分
4g分

少々
15g(大匙1)
6g(小匙1)
1/2個
18g(大匙2)

6g(小匙2)
7g(大匙1/2)
15g(大匙1)
18g(大匙1)
2g
15g(大匙1)
1.  鶏肉は食べ易い大きさに切って[下味パート]と合わせ10分漬け込みます。
2. 1.をやっている間に青ネギ、生姜はみじん切りにし、鷹の爪は小口切りにします。
3. フライパンにサラダ油と2.を加えて弱火にかけて炒めます。香りが立ってきたら鶏肉を[下味パート]の調味料ごと加えて中火にし炒めます。
4. 鶏肉に火が通ったら火を強めて表面にカリッと焼き色を付けます。
5. 4.にカシュナッツと[調味料パート]を加えてさっと炒めます。煮立ってきたら水溶き片栗粉を加えとろみを付けてできあがり。
  
  • 鷹の爪の辛味、酢の酸味、醤油と砂糖の甘辛が合わさってなんとも日本人好みの味に仕上がります。カリッと焼けた鶏肉やカシュナッツの食感も楽しくてわりとお子さんにも喜ばれる味だと思います。
  • カシュナッツはスーパー等だと良いお値段がするのですが、100均ショップなら小袋に入った少量パックを売っているので安く上げることができますよ。
  • これピスタチオとか風味に癖があるナッツでやっても面白そう。逆にピーナッツをたっぷり使って味付けにピーナッツバターも使うというのも興味あります。今度やってみようかな。


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