鶏の煮込みマレンゴ風(しめじバージョン)

鶏の煮込みマレンゴ風(しめじバージョン)
　難易度：★★☆ 調理時間：６０分

(過去の『特集』情報）

「おせち料理特集(２０１３年バージョン)」

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たまには料理らしい料理をということで、今日の夕食はフレンチで
す。

タイトルで「風」がダブっているように見えますが、誤植ではありませ
ん。このお料理、ブラウンマッシュルームからおいしいダシが取れる
のがポイントなのですが、ブラウンマッシュルームが高いのと、しめ
じが１パック冷蔵庫にあったのと相まって、「鶏の煮込みマレンゴ風
」みたいな料理をしめじで作ってみました。というような意味です
(説明が長い^^;)

マレンゴはミラノ近郊の村の名前で、かつてナポレオンがオースト
リアと戦った場所です。で、戦には勝ったけど、物資食糧が散逸し
てしまい、あり合わせの食材をかき集めてデュナンというお抱え
料理人が作ったのがこの料理と言われています。元があり合わせ
で作った料理なので基本なんでもありやんと、自分に言い聞かせつ
つ作りました。

（３～４人分）

[具材パート]
　・鶏肉(もも肉)
　・トマト
　・たまねぎ
　・しめじ
　・刻みパセリ
　・強力粉
　・バター
[調味料パート]
　・白ワイン

　・チキンブイヨン

　・ブラックペッパー

一枚(300～400g)
中3個
1/2個
1株
適宜
少々
5g×2

200ml(180mlのボトル
　1本でも可)
300ml(水300ml+固形
　チキンブイヨンの
　素で可)
少々

1.	トマトを湯剥きし、賽の目に切って鍋に入れ、中火で煮潰します。弱火にして水気を飛ばし、１／２以下の量になってとろみが付けばトマトピュレのできあがり。
2.	鶏のもも肉にブラックペッパーと強力粉をまぶして、皮目からこんがり焼きます。
3.	鍋にバターを溶かして、エシャロット(ないので玉ねぎで代用)のみじん切りをしっかり炒め、これに厚めのスライスにしたしめじ(ホントはブラウンマッシュルーム)を投入しさらに中火で２～３分炒めます。
4.	２．に１８０ｍｌ／１４８円の白ワインをボトル丸ごと注ぎこみ（うー、勿体ない気が．．．）、半分以下に水位が減るまで煮詰めます。
5.	３．に１．の鶏、チキンブイヨン３００ｍｌ、トマトピュレを入れて沸騰させ、蓋をせずに煮込んで水分が１／４程度になるまで煮込みます(１０分くらいかな）。
6.	鶏を皿に取り、鍋に残った液体にバター少量を溶かしこみ、刻みパセリを加えてこれをソースにします。鶏の皿にソースを回しがければできあがり。

本式にはフライドエッグなどを付け合わせにするらしいのですが、めんどくさいのでいつも省いています。
とにかくソースがむちゃくちゃおいしいです。前に作ったときは上の娘は、皿をぴかぴかになめてくれたので、お行儀は悪いけど作ったかいがありました。
食べてみました。普通においしい。でも、やっぱマッシュルームの方が濃厚だったなあ。

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