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     冷やし冬瓜の明太子あんかけ
難易度:★★☆ 調理時間:30分
(冷蔵庫で冷やす時間は含めていません)


 

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辛子明太子が全国的に知られるようになったのは案外古い話では
なく戦後のことのようです。その背景には山陽新幹線が1975
年に博多駅まで伸びたということと関係があったようです。それ
を機に車内販売や駅の売店で大々的に売り出して大儲けしようと
考えた明太子屋さんがいたみたいですね。 なので辛子明太子は
まず博多土産として知られるようになり、その後東京進出を果た
し、やがて日本全国どこででも売られるようになりました。 そ
して、この辺が日本人らしいなと思うのですが、実にバリエーシ
ョン豊かなアレンジがなされていくのですね。 おにぎりの具な
んかは容易に思いつきますが、パスタソースにするは、マヨネー
ズにブレンドするは、果てはポテトチップスの風味づけまで、今
や辛子明太子は食べ物なのか調味料の一種なのかわからなくなっ
ている感があります。 この料理のようにオーソドックスな和惣
菜にプラスしても料理の雰囲気が変わって楽しいですよ。
 (2人分)

 ・冬瓜(ワタを取った正味の分量)
 ・生姜
 ・辛子明太子
 ・水溶き片栗粉
[だし汁パート]
 ・鰹出汁
 ・濃口醤油
 ・酒

300g
スライス2枚
1/2腹
6g(小匙2)分

300ml(1.5カップ)
9g(大匙1/2)
15g(大匙1)
1.  鍋に水1.5カップを入れてひと煮立ちさせます。火を弱めて鰹節をたっぷり入れて3分煮出して濃いめの出汁を挽きます。これをザルで濾してだし汁を鍋に戻します。
  • 煮立たせないのがコツです。煮立ちそうになったら火を一旦止めましょう。
1. 1.をやっている間に、冬瓜は皮を厚めに剥いてワタを大きめのスプーンでそぎ取り、食べ易い大きさに切ります。生姜は細切りにします。辛子明太子は包丁で叩いてばらしておきます。
2. 2.の鍋に[だし汁パート]残りを加えてひと煮立ちさせ冬瓜、生姜を加えて弱火で15分煮ます。冬瓜、生姜は深めの器に取ります。
3. 3.を蓋をせずに強火にかけて2/3程度の分量になるまで煮詰めてから水溶き片栗粉を加えてとろみを付け火を止めます。
4. 4.に辛子明太子を加えてざっと混ぜて3.の器にたっぷりかければできあがり。冷蔵庫でよく冷やしていただきましょう。
  
  • 濃いめに挽いた鰹出汁と明太子が嘘みたいによく合っています。冷蔵庫でよく冷やして頂くと口いっぱいに幸福な旨みが広がります。
  • 茹でた枝豆を加えると見た目も鮮やかになって夏の煮物らしさが増しますよ。
  • 茄子や瓜などの煮物でも合いそうです。要はそぼろを合わせる料理なら代わりに明太子を合わせられる感じ。
  • 白身魚の煮物や焼き物にこの餡を合わせても面白そう。和風のソースと捉えれば良いと思います。


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