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     十和田バラ焼き
 難易度:★★☆ 調理時間:140分


 

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この料理、ご当地B級グルメを競い合うB1グランプリの常連だそう
です。
歴史は結構古く1950年頃に誕生したのだとか。『十和田』という
名前は付いていますがどうも米軍基地のある青森県三沢市が
発祥のようです。
1950年といえば昭和25年。食糧事情の良くない時代で牛肉など
夢のまた夢のような高級食材だった頃の話です。それでも米軍
からお肉が払い下げられるようになり庶民の口にも入るようになっ
たようです。で、払いだされる部位は脂っこいバラ(カルビ)の部分
が主流。当時は牛肉の食べ方といえば『すき焼き』くらいしか知ら
れていなかったのでどうやって食べるべ?となったみたい。さすが
にカルビ肉ですき焼き作ったら胃もたれするでしょうね^^;
そんな時、韓国出身の方がプルコギをベースに編み出したのが
この料理だと言われています。
特徴は二つ。

大量の玉ねぎを一緒に焼くこと。1人、最低でも1個らしい。
特製のタレにお肉を2時間くらい漬け込むこと

今回はタレを自作していますが、本式は青森県民のソウル・ソース
と呼ばれる『スタミナ源たれ』を使うのだそうです。とんと聞かない
名前ですが、青森に行くとどこのお店でも売っているらしい。焼き肉
のタレとしても使えるのですが、サラダのドレッシングにしたり煮物
の味付けに使ったりもできる万能調味料らしいです。そのうち、
入手してみよっと。
 (1人分)

 ・牛バラ肉(スライス)
 ・玉ねぎ
 ・ごま油
 ・白ごま
[タレパート]
 ・濃口醤油
 ・酒
 ・おろしにんにく
 ・おろし生姜
 ・蜂蜜
 ・コチジャン
 ・(あれば)すりおろしりんご

150〜200g
1個
適宜
適宜

54g(大匙3)
15g(大匙1)
ひとかけ分
30g
22g(大匙1)
6g(小匙1)
1/4個分
1.  [タレパート]をボウルに合わせて良く混ぜます。お肉を食べやすい大きさに切って2時間漬け込みます。
2. 玉ねぎを厚めにスライスします。
3. ごま油を敷いたフライパンを中火にかけ2.を加えてじっくり炒めます。
4. 1.と白ごまを加えて火が通るまで炒めればできあがり。
  
  • ピリッと辛くてあとからほんのり甘い甘辛系の味です。ご飯が進む。ビールも進む^^
  • おかずにしても良いですけど、ご飯に載っけて牛丼風ってのもありです。
  • 梨やりんごを焼き肉の下味に使うのは韓国では常識ですけど、そのりんごが青森の特産品だというのは偶然じゃない気がします。もっと別の米軍キャンプがある土地で誕生していてもおかしくないようで、やはり青森で生まれるべくして生まれた料理な気がします。


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