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     若鶏のパン屋風
難易度:★★☆ 調理時間:35分


 

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江戸時代、江戸の町人たちは鍋や包丁など料理道具を持たない者
が多くいたそうです。出稼ぎで地方から出てきている人はもちろ
んそうでしたでしょう。どこへ行くのも歩き。引越し業者がいる
わけでもなく家財道具など持ったら旅の邪魔になります。 そう
いう人たちだけでなく地元の人たちでも道具を持たない人が多か
ったところを見ると案外、料理道具は高価で贅沢品だったのかも
しれませんね。 ま、料理屋や煮物売りと呼ばれる惣菜屋は発達
していたみたいですし、いざとなれば損料屋と呼ばれる道具のレ
ンタル屋を使う手もありました。 美食の国フランスでも昔は似
たような事情があったみたいで各家庭にオーブンがあったわけで
はないようです。 なので、こんな料理を作りたい時はパン屋さ
んのオーブンをお借りしたとか。料理の名前の由来はそこから来
ています。
 (2人分)

 ・鶏もも肉
 ・にんにく
 ・じゃがいも
 ・玉ねぎ
 ・人参
 ・水
 ・チキンコンソメの素
 ・オリーブオイル
 ・バター
 ・パン粉
 ・マスタード
[鶏の下味パート]
 ・塩
 ・ブラックペッパー
 ・強力粉

1枚
ひとかけ
1個
半個
4cmくらい
300ml(1.5カップ)
1キューブ
13g(大匙1)
6g(大匙1/2)
適宜
適宜

2g(小匙1/3)
少々
適宜
1.  鶏肉は6〜8等分程度の大きめに切ります。[鶏の下味パート]の塩、ブラックペッパーをまぶし更に強力粉を薄くまぶします(茶こしを使うと簡単です)。
2. にんにくはみじん切りにします。玉ねぎは細切りにします。じゃがいもは皮を剥いて1cm幅の輪切りにします。人参は7mm幅のいちょう切りにします。
3. 鍋にオリーブオイルを入れて中火にかけ鶏肉を加えて全面焼き色が付くまで焼きます。一旦これを皿に取ります。
4. 3.ににんにくを入れて弱火にかけ香りが立つまで炒めます。これに野菜類とバターを加えてしんなりするまで炒めます。
5. 4.に鶏肉を戻し、水、チキンコンソメを加えて強火でひと煮立ちさせます。弱火にして10分煮込みます。ラスト4分くらいになったらオーブンを220度に予熱します。
6. 5.を耐熱皿に移してパン粉をたっぷりめに振り、マスタードをトッピングしてオーブンで15分焼けばできあがり。マスタードをよく混ぜていただきます。
  
  • マスタードの酸味が利いたスープが料理の風味をキリッと引き締めています。それでいて野菜の甘みが溶け出して優しい味に仕上がっています。
  • じゃがいもと玉ねぎを使うのがオーソドックスなようですが甘みのある人参もおすすめ。せっかくですから旬の野菜を一緒に煮込んじゃいましょう。
  • 鶏肉の下味はしっかり目に付けてください。でないと味がスープに負けてちょっとお間抜けな味になっちゃいます。
  • 時間に余裕があれば鶏肉はセロリなどの香味野菜と玉ねぎ、人参に1時間くらい漬け込んでください。風味が段違いに複雑になってワンランク上の夕飯を楽しめます。


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