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     湯豆腐丼
 難易度:★★☆ 調理時間:5分
(豆腐と出汁昆布を漬け込む時間は含めていません)


 

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湯豆腐又は湯奴(ゆやっこ)と呼びますが、要は豆腐を茹でたやつ
ですよね。つくづく日本人のDNAには粗食が刷り込まれているの
か、ただの茹でた豆腐が寒い夜には何よりのご馳走に感じられたり
します^^;
この料理は人情時代小説『みをつくし料理帖』に出てくる賄い料理
をベースにアレンジしているのですが、家で食べる分には何も本当
にまかない料理にする必要はないので昆布で出汁をひいたり醤油
の代わりにポン酢を使うなどちょっと贅沢にしています。
話は変わりますが、おでんの通は店に入ったらまず「トウ・ダイ・コン
」を頼むと聞いたことがあります。これはおでん種の頭文字から
取った符牒で豆腐と大根とこんにゃくを指します。
この三つのおでん種は素材自体がほとんど味を持たず、また味染
みが良いのでその店の出汁の実力を測るには打ってつけなのだ
そうです(って、そんな嫌らしい頼み方をしなくても食べたいものを
食べれば良いじゃんと僕などは思ってしまいますけど^^;)
とまれこの丼、そんな豆腐のどんな味付けにでも素直に染まる
奥ゆかしさが堪能できる一品でもあります。ぜひお試しあれ。
 (1人分)

 ・ご飯(できれば冷やご飯)
 ・絹ごし豆腐
 ・出汁昆布
 ・水
 ・おろし生姜
 ・鰹節
 ・刻み葱
 ・ポン酢

1膳分
半丁
3cm四方
適宜
ひとかけ分
たっぷり目
たっぷり目
適宜
1.  小鍋に数等分に切った豆腐とはさみでひだを入れた出汁昆布、水を入れて1時間ほど漬け込みます。
夜、これを食べるつもりなら朝に仕込んで冷蔵庫に入れておくのもありです。
2. 1.を火にかけ煮立つ寸前に昆布を抜きます。お湯が沸いたら塩を振って沸点を上げ3分ほど中火で煮て豆腐の芯までしっかり火を通します。これをざるに揚げて水気をよく切ります。
3. 丼にご飯をよそい、2.を載せて鰹節、刻み葱、おろし生姜を載せポン酢を回しがければできあがり。
  
  • わしわしと豆腐を潰しつつご飯に混ぜ込みつつ戴きます。なんというか、大豆の濃厚な風味が前面に出てきて豆腐がしっかりと丼の具材になってくれています。生きてて良かったとしみじみ思える一杯です。
  • オリジナルのレシピは賄いですので豆腐をいきなり茹でて醤油を回しがけています。出汁を引いていないので多少物足りないのですがその分、5分でできちゃうので夜食にはぴったりかも。
  • つるんと喉を通るのでちょっと体が弱っていたり食欲がない時にもお薦めです。


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