【苺のフレジエ】
難易度:★★★
調理時間:120分
【材料】
(21cmの型1個分)
- 苺:2パック(できるだけ粒の小さいものを選びます)
[スポンジパート](普通に焼く分量の半量くらいにします)
- 卵:135g
- グラニュー糖:100g
- 水飴:5g
- 薄力粉:90g
- ケーキ用マーガリン:23g
- 牛乳:36g
[シロップパート]
- 水:15g(大匙1)
- キルシュ:15g(大匙1)
- グラニュー糖:9g(大匙1)
[クレームパテシエールパート]
- 卵黄:3個分
- グラニュー糖:75g
- バニラビーンズ:1/3本(なければ冷めてからバニラエッセンスを加えるのでもOK)
- 薄力粉:15g
- コーンスターチ:10g
- ケーキ用マーガリン:150g
[ラズベリーのジュレパート]
- 冷凍ラズベリー:125g
- グラニュー糖:40g
- ゼライス:3g
- ゼライス用水:22g(大匙1.5)
【作り方】
- スポンジを焼きます。 [スポンジパート]の牛乳とケーキ用マーガリンを合わせて電子レンジで解かします(熱しすぎないよう注意)。卵を電動泡立て器で崩してグラニュー糖、水飴を加え、硬く泡立てます。泡立て器のハネを持ち上げたとき、生地が途切れずに落ちて水面にリボン状の跡形が暫く残るようになればOK(跡形が残らなければホイップが足りない、生地が途切れるようだとホイップし過ぎです)。3分ほど低速で泡立て器を回して大きな泡を潰し、薄力粉、牛乳&ケーキ用マーガリンを加えて90回くらいしっかり混ぜ込んでから型に流し180度のオーブンで40分焼けばできあがり。
- クレームパテシエールを作ります。[クレームパテシエールパート]の牛乳とバニラビーンズを鍋で沸騰寸前まで温めます。卵黄とグラニュー糖を合わせてよく混ぜこれに牛乳を流し込んで泡立て器でよく混ぜます。これを裏ごして鍋に戻し、中火にかけて常に泡立て器で混ぜながら加熱します。とろみが付き始めたら、薄力粉、コーンスターチを加えて照りが出るまでさらに加熱して、バットに流し込みます。上からラップをして保冷材を載せて急冷します。
- ケーキ用マーガリンを電動泡立て器でクリーム状に泡立てます。2.を加えて均一に混ぜればクレームパテシエールのできあがり。
- 仕上げます。[シロップパート]の水とグラニュー糖を電子レンジで軽くチンして煮溶かし、キルシュを加えます。1.のスポンジを2枚におろし、シロップを刷毛でたっぷり塗ります。ケーキ型の側面にクッキングシートを貼って一枚目のスポンジを底に敷き、半分に切った苺を外周に並べていきます。その内側に丸ごとの苺を円形にみっしり並べていき円の中心まで詰めます。3.のクレームパテシエールを搾り出し袋に詰めて苺の隙間を埋めるように流し込んでいきます。最終的にクリームで苺を覆うように詰めたら上面を平らに均して2枚目のスポンジを載せます。
- [ラズベリーのジュレパート]のグラニュー糖、ゼライス、ゼライス用の水を小鍋に合わせてゼライスをふやかしておきます。ラブベリーをミキサーで粉砕し、↑の小鍋に加えて火にかけ煮溶かします。粗熱が取れたら4.に流し込みます。冷蔵庫でしっかり固まるまで冷やせばできあがり。
※実はスポンジが厚すぎたのかラズベリーのジュレを流し込むには型の背が足りませんでした。で、急遽厚手の広告をケーキ型に挿して外壁を追加したという^^;。特にゼリー液が決壊することもなくなんとかなりましたよ〜v(^^)
【一口メモ】
- 苺の酸味が強いので、思ったほどしつこくなく意外に良いバランスのお菓子でした。そういう意味では苺はできるだけ安くて甘みの少ない(酸っぱい)やつを買うのがお勧めかも^^;
- トップはマジパンを使うのがメジャーな気がするのですが、なかなか近所では売っていないのでラズベリーを使ってみました。色合いが綺麗なのと苺とはまた違う酸味が楽しめてこれはこれでGOODです。
- めんどくさいかどうかというと微妙。結構、手順は多いし少し気合が要るかもです。
- 外周の半分に切った苺がスポンジを支えきれずくし型に切るとちょっとヘタってしまいました。あと、均等に並べたつもりでもカットしてみると並びの見栄えがイマイチ。上面から見て楽しむタルトと違って、断面を楽しむこのケーキの場合、分度器で計るような正確さがレイアウトに求められるようです。今後の課題ですね。