【苺のショートケーキ’12(桜ふぶき)】
難易度:★★☆
調理時間:20分(スポンジを焼く時間は含めていません)
【材料】
(直径18cm(6号サイズ)のケーキ1ホール分)
- スポンジ:1個
- 苺:2パック(粒の小さめなもの又は粒の縦に長い品種を選ぶ)
- 生クリーム:200cc
- グラニュー糖:30g
- キルシュワッサ:15g(大匙1)
- (あれば)桜の塩漬け
【作り方】
- スポンジを2枚にスライスします。背の高いのがお好みの方は3枚にスライスして下さい。生クリームにグラニュー糖を合わせて9分立てに泡立てます。苺の中で形の良くないものを2〜3粒すりつぶして生クリームに混ぜ込みます。更にキルシュワッサを加えて混ぜ込みます。
意外と苺は少量で生クリームをピンク色に色付けます。あまり色が濃いと一重桜の感じが出ま せんので2、3粒で試して物足りなければ一粒ずつ加えて下さい。
- スポンジの中を仕上げます。底辺側のスポンジを皿に盛り、1.のクリームを盛ってゴムべら、スケッパーなどで均等にならします。形の良くない苺を選んで4枚にスライスし一番外周にぐるっと一周盛付けます。一周したらその内側に盛付けて中心まで並べていきます。
上面のデコレーションも同じですがケーキは次に苺を盛る箇所が自分の真正面にくるようにお皿を回して調整して下さい(下の写真参照)。で、苺を置いたら苺のサイズ分お皿を回転させて次の空きが正面に来るようにします。こうすると綺麗な円を描くようにデコレーションできます。
くどいですが、お皿を回さずに目分量で苺を盛付けていくと円が歪みます。
次に苺と苺の隙間のサイズに小さく切った苺で隙間を埋めていきます(サイズは目分量でOK)。最後に上面のスポンジの内側に薄めにクリームを塗って蓋をすればスポンジの中身の完成。
- スポンジの外側を仕上げます。上面と側面に生クリームをたっぷり目に塗ります。苺を4つ割りに切り2.と同じ要領で外周から並べていきます。この際、外周はほとんど苺の白い面が上に来るようにし、中心に行くほど赤の面が上になるようにしてグラデーションを作ります。
中心まで並べたら運動会のピラミッドを円陣を組んで作っているイメージで苺を円錐形に盛付けます。最後にあれば桜の花びらの塩漬けを散らしてできあがり。
【一口メモ】
- 想像していたのでは、『ケーキを食べてる×』、『苺を食べてる○』って感じになるんじゃないかと危惧していたのですが意外と普通にショートケーキしてました(どんな日本語や)。キルシュがほんのり利いて春だなぁって気分を味わえますよ〜
- ケーキをカットする時は包丁、ナイフをコンロの火で炙って加熱して下さい。生クリームが熱で溶けてナイフにベッタリくっつかず綺麗に切れます。あと、ケーキをカットする最大のコツは『気合』と『思い切り』です。『どうせ食べてしまえば同じ(をい)』と腹を括って大胆に切っちゃいましょう。
- しっかし、このネーミング、遠山の金さんを思い出すのでちょっと抵抗感があったんですよねぇ。もうちょっとマシな名前はなかったかしらん???