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     揚げない大学芋
 難易度:★★☆ 調理時間:15分

 

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さつまいもでお弁当のお菜を作ろうと思って買ってきたのですが、
切ってみてびっくり。「む、紫色じゃん」。そう、どうも紫芋を買っちゃ
ったらしいんですよね。ま、普通にサツマイモと同じように使えるの
でいっか。と思い直しました。
自分は関西出身の割に大学芋という名前を知っていますが主に
関東で食べられるおやつらしいです。Wikipediaを見ると関西では
似た料理である中華ポテトの方が主流とありました。ホントかな?
大正から昭和にかけて大学生の間で人気のあったおやつだったの
でこの名が付いたようです。特に東大赤門傍でふかし芋屋さんが
売りに出したやつが人気だったとか。食糧事情が今より良くなかっ
た当時、育ち盛りの男子が食べるおやつとしては腹もちの良い
揚げ芋料理はぴったりだったかもしれませんね。
時代は下って飽食の現代ではとかくカロリーを気にして揚げ物は
敬遠されがち(のわりになぜドーナツは人気があるんだろ???)。
ということで、伝統的なふかし芋の手法で大学芋を作ってみま
した。
 (3〜4人分)

 ・サツマイモ
 ・サラダ油
 ・黒胡麻(紫芋を使う場合は
  白ごま)
[糖蜜パート]
 ・砂糖
 ・蜂蜜
 ・濃口醤油
 ・水

1本
13g(大匙1)
適宜


18g(大匙2)
11g(大匙1/2)
12g(小匙2)
15g(大匙1)

1.  サツマイモはくし形に切って電子レンジの強で5分チンします(皮ごとでOK)。
2. 1.とサラダ油をフライパンに入れ表面がカリッとなるまで炒めます。一旦これを皿などに取り出します。
3. 2.のフライパンに[糖蜜パート]を入れて弱めの中火にかけとろみが付くまで煮詰めます。
4. 3.にサツマイモを投入して弱火にかけ糖蜜を絡めます。仕上げに胡麻を振って絡めればできあがり。
  
  • 表面はカリカリ、中はホクホクで美味しい。別に揚げなくてもそん色のない出来です。しかし、この味妙にノスタルジーを感じさせますね。
  • 今回は紫芋を使ったので写真がなんか不思議な色になっちゃってます。もちろん普通のサツマイモで同じ手順で作れますよ〜
  • 醤油が味を引き締める役割を担ってます。ただ好みはあると思うので、味を見て次は加減してみて下さい。


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