秋のフルーツバスケット　2013’秋のショートケーキ　レシピ

秋のフルーツバスケット
　難易度：★★☆ 調理時間：７５分
(スポンジを冷やす時間は含めていません)

(過去の『特集』情報）

「おせち料理特集(２０１３年バージョン)」

(過去の新着情報)

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お菓子と言うのは不思議な食べ物です。
別になくったって死にはしません（なかにはなかったら死ぬ！！　と
主張するスイーツマニアもいらっしゃるかもしれませんが）。
でも、そこにお菓子があって熱い紅茶やコーヒーと一緒に戴ければ
とても幸せな気持ちになれます。時に思うのですが、お菓子とは
人が見る夢を形にした食べ物じゃないのでしょうか。夢がなくても
人は生きてはいけます。でも、夢があれば生きがいが生まれます。
「よし、もう一仕事したらおやつにしよう」
そう思うだけで、へばっていた心に鞭をくれて急に元気に体が動く
人だっているでしょう。
僕は折に触れ、何かの記念日には特別なお菓子を作ります。家族
の誕生日然り、クリスマス然り。そして結婚記念日然り。
記念日は一年の中で節目になる日。そんな日に夢を形に変えて、
それをみんなで食べることで幸せなひと時を過ごす。

「よし明日から新しい気分でがんばろうぢゃないか！！」

な～んて、明日への活力も湧いて来ようというものです。
２０１３年１１月３日。１７回目の結婚記念日にこんなお菓子を作り
ました。って、今年は単身赴任の身なのでこのケーキ独り占めなん
ですけどね^^;

(18cmのケーキ型1台分)

　・巨峰(種無し)
　・柿
　・林檎
　・ラフランス
　・森永小枝
[スポンジパート]
　・卵
　・グラニュー糖
　・水飴
　・薄力粉
　・バター
　・牛乳
[生クリームパート]
　・生クリーム(マロンクリーム分
　　込み)
　・ラム酒
　・グラニュー糖
[マロンクリームパート]
　・マロンクリーム(缶詰)
　・生クリーム
　・バター

十数粒
1/2個
3/4個
1/2個
8本

184g(3個+α)
136g
7g
123g
31g
49g

200cc

5g(小匙1)
20g

1缶(250g)
50g
30g

1.	[スポンジパート]の卵1個を小さな器に入れてよく解きほぐします。ボウルに卵3個を入れて計り取り184gとの差分だけ解きほぐした卵を加えて補います。バターと牛乳は合わせて電子レンジで緩い液状に緩めておきます。
2.	１．に[スポンジパート]のグラニュー糖と水飴を加えてボウルを斜めにして泡立てます(家庭用小型電動泡立て器なら２０分くらい)。生地に爪楊枝が立ち泡立て器の羽を持ち上げると切れずに生地が落ちてリボン状の生地が水面に暫く残るくらいになればOK。羽を持ち上げた時、生地が切れながら落ちるようであればちょっと泡立て過ぎ。
3.	泡立て器を低速にして２．を３分泡立て大きな気泡を潰します。
4.	３．に揮った薄力粉を一度に入れ、ゴムべらで混ぜます。ざっと混ぜて粉っぽさがなくなったら、バターと牛乳を加えます。ゴムべらをボウルの向こう側からヘラの面がめいっぱい液に当たるように手前に引き、手首を返して卵液を液面に落とします。ボウルを３０度回してまた同じように混ぜます。これを１００～１５０回繰り返します。
5.	４．をクッキングシートを敷いた型に流し込み３０cmの高さから数回落として空気を抜きます。１８０度のオーブンで４０分焼けばできあがり。すぐに型を３０cmの高さからすとんと落として空気を抜き型から抜いて冷まします。
6.	５．をやっている間に生クリームにラム酒とグラニュー糖を加えて五分立てにします。７．の分の生クリームを取り分けたら残りを九分立てに泡立てます。
7.	ボウルにマロンペーストを入れてよくほぐし、電子レンジで溶かしたバターを少しずつ加えて混ぜ込みます。更に生クリームを加えてよく混ぜればマロンクリームのできあがり。
8.	小鍋にお湯少々を沸かして巨峰を４０秒茹でます。これを冷水に浸けて急冷し皮を剥きます(要は湯剥きします)。林檎、ラフランス各1/2個は３mm厚にスライスしてレモン水に晒します。更に林檎1/4個は皮付きのままスライサーでおろしてレモン水に晒します。柿は７mm程度のダイスに切ります。
9.	スポンジが冷えたら三段にスライスして片側に生クリームを薄く塗り林檎とラフランスを並べて挟みます。ケーキの外周と上面にマロンクリームをたっぷり塗ります。
10.	ケーキの上面に巨峰、柿を散りばめスライサーでおろした皮付き林檎を立体的に盛り付けます。小枝をレイアウトすればできあがり。

スポンジがふっかふかで美味しいのです(自画自賛)。全体にラム酒の香りが立って大人のスイーツといった感じの仕上がり。
今回は秋仕様ということでモンブランにしましたが、サツマイモを裏ごしてペーストにしても面白いかも。その場合は甘みが強くなるのでグラニュー糖は控えめに。
果物はお好みでできれば旬のものを使ってみて下さい。小枝は単に見た目だけのアイテムなのでなくても勿論ＯＫです。

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