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     カステラ
 難易度:★★☆ 調理時間:75分
(寝かせる時間は含めていません)

 

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カステラとはどんなお菓子か説明しなさい。といわれたら、なんと
答えるでしょう。
ポルトガルから伝来したお菓子で...と説明する方もいるかもしれ
ません。が、この答はハズレだったりします。実はあまりしられて
いないのですけどカステラは純然たる和菓子なのですね。ヨーロッ
パに行ってもなかったりします。
厳密にはポルトガルから伝来した南蛮菓子から独自に発展させた
お菓子でして、日本のカレーがインドのそれとは別物のように、
日本のラーメンが中国のそれとは別物のように元のお菓子とは
別物のようです(ちなみに、ポルトガルにはカステラという名前を
持つお菓子すらありません)
レシピの観点からカステラを説明するとこれは端的に言えます。

「カステラとは強力粉を用いたショートケーキである」

はい、それだけです。グルテンの含有量が違う粉を使うだけであれ
ほど風味も食感も変わるですねぇ。ちょっと不思議です。
 
(18cm×8cm×8cmのパウンド型1本分)

 ・卵
 ・グラニュー糖
 ・強力粉
 ・蜂蜜
 ・水

128g(2.5個分くらい)
70g
60g
33g(大匙1.5)
12cc
1.  パウンド型にケーキ要マーガリンを塗り、クッキングシートを貼り付けておきます。アルミホイルでパウンド型に載せる蓋を作っておきます。
2. 蜂蜜と水を合わせて電子レンジの中で30秒チンしておきます。強力粉は篩っておきます。
3. 卵を大きめのボウルに入れグラニュー糖を加えてハンドミキサーの強でしっかり泡立てます。仕上がりの目安はハンドミキサーの羽でなぞるとしっかりと筋ができて、羽を持ち上げると途切れずにタラタラと落ち、リボン状の跡がしばらく残っていればOK。
  • 羽から落ちるときに途切れ途切れに落ちるとちょっと泡立て過ぎです。様子をみながら泡立てましょう。
4. 3.に2.を加えてハンドミキサーの中速で30秒泡立てます。
5. 4.に強力粉を加えてゴムべらでボウルの向こう側からボウルの中心を通過するようにゴムべらを移動させ端まで来たらゴムべらを返すように捻ります。
ゴムべらの面が最大限に液面をかき分けるように移動させること。
6. ボウルを30度回して5.を繰り返します。これを90回やります。
7. オーブンを180度に予熱します。6.をパウンド型に流し込み20cmくらいの高さから何度か落して空気を抜きます。
8. 180度のオーブンで25分焼きます。オーブンの温度を170度に落とし1.で作ったアルミホイルの蓋をパウンド型に被せて30分焼きます。
9. オーブンから出したらパウンド方を20cmくらいの高さから何度か落して空気を抜きます。すぐに型から抜いてラップでしっかり包んで1日常温で寝かせばできあがり。
  
  • むちゃくちゃ美味しい。というか、売ってるのと遜色ない味です。なんだ、むちゃくちゃ安価にできるじゃん^^;
  • 教科書通りではありませんが5.〜6.が粉を混ぜるときのポイントです。多少泡を犠牲にしてでも泡を均質に保ち却ってへこみを防ぎます。
  • しっとりさせるために1日寝かさなければいけないのですが、じっと我慢です。
  • 冷蔵庫で数日は日持ちすると思いますが、たぶんその前に食べ尽くしちゃうと思います^^;


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